べルナベウがドルフィンズとコマンダースとの歴史的な試合を満喫
我らのスタジアムがスペイン初となるNFLの試合の会場となり、マイアミのチームが延長の末16対13でワシントンのチームを下した
NFLが史上初めてスペインへ上陸、またそれはマドリディスモの中心、ベルナベウで行われた。我らのスタジアムは特別な装いを施したうえでマイアミ・ドルフィンズ対ワシントン・コマンダースとの間で前例のない対戦を楽しんだ。同大戦はレギュラーリーグ11週目で、試合は延長戦の末にドルフィンズが16-13で勝利した。
待ち焦がれたイベントの関心は試合開始のかなり前から目に見えるものとなった。ベルナベウの周辺ではファンの興奮が高まるところとなっていた。世界各地から何万人というNFLのファンが集まりマイアミ・ドルフィンズとワシントン・コマンダースを応援。両チームは忘れられないショーを披露することでファンの期待に応えた。
前半
試合前には11月9日に亡くなった前コミッショナー、ポール・タグリアブ氏を偲んで1分間の黙祷が行われた。ピッチにはスペインと米国の国旗が掲げられ両国の国旗が流れ、さらに軍事緊急部隊(UME)の顕彰と花火が打ち上げられたあと試合が始まった。前半にタッチダウンはなく、両者が共に2つのフィールドゴールにより挙げた6-6でハーフタイムを迎えた。
ビザラップとダディ・ヤンキーのハーフタイムショー
ハーフタイムにファンはスーパーボウル特有のスタイルのショーで楽しむことができた。ビザラップとダディ・ヤンキーが最新のコラボBZRP Music Session #0/66を誰もが感動するパフォーマンスで展開。2人のアーティストが音楽バンドと共に展開する舞台は、ライトと発煙筒、花火で飾られたさすれられないスペクタクルとなった。さらにDJはケベドとの楽曲、 ケダテも披露した。
ベルナベウで生まれたタッチダウン
ショーのあと、ついに試合で最初となるタッチダウンが生まれる。ディーボ・サミュエルがコマンダースにそれをもたらし、トレス・ウェイが1点を追加した(6-13)。最終クウォーターを前に再びライトによるスペクタクルが展開され、ファンは自身の携帯電話のフラッシュを使って最終15分へ向けた準備をした。
ドルフィンズが同点に追いつき延長戦で勝利
この時点では何も決まっていなかった。マイアミがエイチェンによる最初のタッチダウンを決め、 パタースンのキックで同点に追いついた(13-13)。規定時間を迎えても同点で延長戦へ入ったため、試合はこれ以上感情を揺さぶるものにはなり得なかった。最終的にドルフィンズは再びパターソンのキックにより勝利を手にした(16-13)。ベルナベウはまたも歴史を作った。