公式声明:ラファエル・バラン選手の引退に関して
ラファエル・バラン選手がプロサッカー選手としてのキャリアに終止符を打つ決断を下したことを発表したことを受け、レアル・マドリードはすでにクラブの伝説の一部となっている選手への感謝と愛情を表明いたします。
ラファエル・バラン選手は、若干18歳の2011年にレアル・マドリードへ入団し、2014年から2018年にかけてクラブが3連覇を含むチャンピオンズリーグを4回制した歴史的なサイクルを築いた中心選手の一人でした。我がクラブのユニフォームとエンブレムを守り続けた10シーズンで通算360試合に出場し、チャンピオンズリーグ4回、クラブワールドカップ4回、UEFAスーパーカップ3回、リーガ3回、国王杯1回、スペイン・スーパーカップ3回の計18タイトルを獲得しました。
レアル・マドリードでのタイトルに加え、ラファエル・バラン選手はフランス代表として2018年のロシアワールドカップで世界王者に輝き、イタリアで開催された2021年のネーションズリーグに優勝しました。
マンチェスター・ユナイテッドではイングランドのリーグカップ1回、FAカップ1回を制覇しています。
個人レベルでラファエル・バラン選手は、2018年のFIFA FIFPROワールドイレブンに選出され、同年にIFFHSチーム・オブ・ザ・イヤーおよびUEFAチーム・オブ・ザ・イヤー、2017-18シーズンのチャンピオンズリーグのベストイレブンの一員にもなりました。
ラファエル・バラン選手はレアル・マドリードの歴史における偉大なCBの一人として、また常に我がクラブの価値を代表してきた選手として、すべてのマドリディスタの心に永遠に残るでしょう。
レアル・マドリードは人生の新たな門出を迎えるラファエル・バラン選手とご家族のご多幸をお祈りいたします。