公式声明
我々のチームがエル・サダルで戦ったここまで最後のリーガ試合の最中に改めて我々の所属選手ビニシウス・ジュニオールに対し深刻な侮辱の言葉が浴びせられたことを受け、レアル・マドリードC. F.は以下の点を明らかにします。
ー我々のクラブはスペインサッカー連盟の規律委員会に対しこの試合を担当したフアン・マルティネス・ムヌエラ主審が仲裁記録の作成を怠ったとの訴えを起こしました。この主審はビニシウス・ジュニオール選手に対して繰り返し向けられた侮辱と屈辱的な叫び声を、我々の選手たちが何度も指摘していたにもかかわらず自発的かつ意図的に聞き入れませんでした。
ー加えてレアル・マドリードは同様に同連盟に対し侮辱と屈辱的な叫び声が掛けられていたのに関して訴えを起こすとともに、これらの発言を暴力、人種差別、外国人排斥、スポーツにおける容認できない行動だと捉え、国の委員会にその意向を伝えたうえで発言した人物を特定して処罰できるように促しました。
ーエル・サダルで起きたこの残念な出来事を受け、レアル・マドリードは今月15日、エスタディ・オリンピック・リュイス・コンパニスとマドリードのエスタディオ・シビタス・メトロポリターノで行われたチャンピオンズリーグの試合前に我々の所属選手であるビニシウス・ジュニオールに対して人種差別的で憎しみに満ちた侮辱があり、憎悪と差別の犯罪により国の検察庁に対し告訴状を提出するとともに、この行動を起こした人物を特定するよう求めた訴えを拡張しました。
レアル・マドリードはこのような人種差別、差別、憎悪の暴力的な攻撃を改めて非難し、我々の所属選手ビニシウス・ジュニオールが受けている暴力を根絶するために必要な措置をきっぱりと講じることを要求します。