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国王杯チャンピオン!

95 -86

Real Madrid

完了

Barça

レアル・マドリードはマラガで開催された決勝でバルサを破って29回目の優勝を飾り、大会MVPにカンパッツォが選出された

国王杯チャンピオン!
レビューEdu Bueno (Málaga)写真:Víctor Carretero

レアル・マドリードは29回目の優勝を果たしてこの大会の最高記録を更新し、国王杯の王者であり続けた。チュス・マテオ監督率いるチームは4年前のマルティン・カルペナ同様、素晴らしいチームとなって戦い抜き、激闘となった決勝で全力を尽くしてバルサを破り、タイトルを獲得した。チームとしても個人としても素晴らしかった試合は、巨大だったデック(13得点)、ヤブセレ(15得点、21得点)、素晴らしいパフォーマンスを見せたポイセー(17得点、32得点)とカンパッツォ(18得点)、そしてムサ(15得点)とヘゾニャ(12得点)が重要な場面で活躍した。我がチームにとってここ11年間で6回目、今季スペイン・スーパーカップに次ぐ2個目のタイトルとなった。カンパッツォは2年連続でMVPを受賞し、素晴らしい大会の栄冠に輝いた。また、パビリオンに集まり、WiZinkセンターでの魔法のような夜を演出してくれたレアル・マドリードサポーターのことを特筆しなければならないだろう。

決勝の立ち上がりはハイペースでスタート。レアル・マドリードは優れたディフェンスのおかげで第1クォーターの大部分で主導権を握り、バルセロナのインサイドプレーヤーを無力化し、リバウンドをコントロールして、カンパッツォが仕掛けた最小限のチャンスで走り込んだ。またムサが7得点、ヤブセレが4得点4リバウンドを記録し7点差にした。しかしバルセロナはヨクバイティスとラプロビットラの投入でアウトサイドでの精度を高め、途中経過でリードを奪い、第2クォーターに突入した。

最大限の拮抗
マドリードは意地を見せ、26分に同点に追いついた。そこから試合はオーナー不在の局面に入り、主導権をめぐる熱い戦いが繰り広げられた。我がチームは素早くボールを動かし、スモールフォワードのヘゾニャが12連続得点という好プレーを披露。これにセルヒオ・ロドリゲスとポイエーの連係が加わり、このマドリード・タンデムのトレードマークである2回のアリウープを記録した。チュス・マテオ監督率いるチームが相手のペリメーターを止めることに集中した中、バルサはブリスエラとパーカーのペネトレーションを通してリングに迫る攻撃を試みて、ハーフタイムを43-45で迎えた。

ハーフタイム後も試合の流れは全く変わらず、全てのポゼッションがバトルとなった。マドリードは全力を尽くしたが、バルセロナのようなチームに対してそれ以外の方法はなかった。サトランスキーに対するデックのハードワークおよび、リバウンドでのチームの本当の素晴らしい働きがあり、ディフェンスは攻撃的であり続けた。一方、オフェンスでは強い決意と根性でリングに向かうことで、相手のディフェンスを打ち負かした。そしてデックはそのエキスパートだ。このパワーフォワードはポイエーの4連続得点後、マドリードが途中経過21-19でリードした第3クォーターにおいて、我がチームの中心となった(30分:66-63)。

マドリードが勝者の本能を発揮
最高の瞬間はまだ訪れていなかった。それこそがこのチームのDNAの集大成。連帯、関与、そして勝利への渇望。決勝への決定的な一撃を与える準備をして臨んだ。ヤブセレが2本、デックが1本決めた3ポイントとディフェンスの安定性から、33分には9点差にした。その瞬間、このリードは金塊のような価値があった。それ以降、マドリードはディフェンスをやる必要があり、残り3分でバルセロナに3点差まで迫られたにもかかわらず死力を尽くした。ポイエーは両エリアでマルチに活躍し、リバウンドしたボールをリングに押し込み、ダンク、ブロックと常にポジティブなプレーを見せた。それに大会MVPにふさわしかったカンパッツォとムサが続き、マルティン・カルペナで応援し続けてくれた熱狂的なレアル・マドリードサポーターの前で勝利を締めくくる15-8とし、ほぼ完璧な試合は最高潮の達した(96-85)。

レアル・マドリード-バルサの試合データ