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全勝で首位の座を堅持

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Real Sociedad

終了

Real Madrid

レアル・マドリードはエムバペとアルダ・ギュレルのゴールによりアノエタでリードを奪い、議論の分かれるハイセンの退場により60分以上を10人で戦ったものの勝利した

 

全勝で首位の座を堅持
レビューEduardo Olivera写真:Antonio Villalba (San Sebastián)

レアル・マドリードが好調を継続、アノエタで勝点3を積み重ねてこれで4戦4勝、無傷でリーガ首位を維持している。エムバペが先制点を決め、30分ごろにヒル・マンサーノ主審はオヤサバルと競り合ったハイセンに対しVARで問題のシーンをチェックすることなくレッドカードを出した。数的不利になりながらもハーブタイムを前にアルダ・ギュレルがフランス代表ストライカーのパスを受けて点差を広げた。後半に入りPKからオヤサバルが点差を縮めたが、マドリードはあらゆる難局を乗り越え勝利をもののした。

レアル・マドリードの最初のチャンスはすぐに訪れる。カルバハルが相手守備陣の背後に好パスを供給、エムバペがボールを落としてアルダ・ギュレルがゴールネットを揺らした(2分)。しかしフランス代表FWによるミリ単位のオフサイドによって得点は認められなかった。9分にも再びカルバハルが左足アウトサイドでエリア内へ素晴らしいクロスを送るもエムバペはうまく合わせることができなかった。3度目の正直で試合が動く。フランス代表選手がゴティの後方へのミスパスにつけ込みハーフライン付近から突進、1対1となったレミロを破った。マドリードは試合を支配し3分後にはまたもエムバペがゴール逆サイドへシュート、これはゴールポストをかすめた。

10人となったレアル・マドリード
レアル・ソシエダは左サイドから切り込んだバレネチェアがエリア外からシュート、わずかに枠を外れたがこれが一番の好機だった(17分)。試合の強度は落ちず、8分後レミロがミリトンのヘディングシュートを見事なセーブにより失点を防いだ。ホームチームの守護神は30分、再びブラジル代表選手が放ったシュートのコースを変えてピンチを凌いだ。試合の流れが変わったのはヒル・マンサーノ主審がハイセンにレッドカードを提示してから。カウンターを受けた場面でオヤサバルを倒したためだが、最後尾ではミリトンも並走していた。VARによるチェックはなく、我らのチームは1人少ない10人となった。

レアル・マドリードは決してあきらめず、数的不利になりながらもトルコ代表選手のクロスにカルバハルが頭で合わせたがシュートはポストに当たった(40分)。そしてハーフタイムを前に0-2となる。エムバペが左サイドでエルストンドにドリブルを仕掛けて突破、エリア内へ侵入したあとラストパスを送るとアルダ・ギュレルが左足でレミロを破った。

ホームチームが1点差に
ハーフタイムのあとレアル・ソシエダはあとわずかで点差を縮めるところまで迫る。パブロ・マリンがエリア内からシュート、ボールはチュアメニに当たったあと2度ポストを叩いた(50分)。ホームチームは敵陣での戦いを始め、54分エリア内のパスをクリアしようとしたカルバハルの手にボールが当たった。主審はPKを宣告、オヤサバルが1-2とした。エムバペは3点目を狙い個人技で相手DF2人を交わしたあとゴール正面からシュートしたがゴールの脇を抜けた。我らのチームはリードを守り切り、いくつかのクルトワのセーブが試合内容にふさわしいご褒美をもたらした。

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