シャビ・アロンソ:「早くスタートを切り、ベルナベウに足を踏み入れ、ファンとつながりたい」
「マスタントゥオーノと初めて話した時、彼の性格に驚かされた」とレアル・マドリードの指揮官は話した
シャビ・アロンソ監督がベルナベウでオサスナと対戦するリーガ開幕戦前日、シウダー・レアル・マドリードで記者会見に出席した。「皆、期待と興奮で胸を膨らませている。休暇を経て、シーズンを早く始めたいと思っている。短いながらも濃厚な2週間だったし、早くベルナベウに足を踏み入れたい。多くの人にとっては最後の試合から間もないが、他の人にとってはより長い時間が経過しているし、初めての人もいる。それらすべてがチームの意欲に集約され、間違いなくスタジアムでチームを見たいというサポーターの願いにつながるだろう。オサスナ戦で幸先の良いスタートを切りたい。初戦はさまざまな理由から重要であり、明日はその日だ」
マスタントゥオーノ
「マスタントゥオーノと初めて話した時、彼の性格に驚かされた。彼は当時17歳だったが、非常に自信に満ちていた。レアル・マドリード移籍を決断することに何の不安もなかった。彼が加入して以来、その成熟度とクオリティの高さが感じられる。プレーのダイナミクスやロッカールームの両方ですぐに溶け込めるだろう」
期待されるレベルに達している?
「我々は一歩ずつ進んでいる。どのレベルに達したかを測るのは難しいし、それを知るための温度計はないが、一歩ずつ進んでいる。もちろん、まだいくつかのステップを踏む必要があるが、主要な点と基本的なアイディアはクラブワールドカップですでに導入しており、この2週間でをさらに力を入れてきた。これから先、我々は旅路を歩んでいく。手応えを感じている」
退団を検討している選手はいるか?
「ここにいる全員を戦力に考えている。選手たちには100%の力を発揮してほしいし、それが必要だ。姿勢とエネルギーが必要としているし、私は全員を戦力に考えている」
ポジション競争
「とても素晴らしい競争なのは明らかだ。各ポジションにプレーできる選手が2人いて、彼らがそのポジションにふさわしいことを証明したがっていることを大いに気にっている。その後で私は決定を下さなければならない。時に出場時間を分配しなければならないこともあるが、多くのポジションで2人いると思うし、右サイドも2人いる。カルバはすでに多くの練習を行っており、本来のレベルにかなり近づいている。リバプールから加入したトレントはチームのレベルにとてもよく合っている。我々には試合がたくさんあり、そのレベルが必要だ」
試合日程
「言われているように、もう変更は不可能だ。我々の要望は主に選手の健康、長いシーズン後の期間を尊重し、もう少し準備期間を確保することだった。その支持を得られたら良かったのだが、結局それは叶わなかった。2週間あり、もう言い訳できない。チームは明日戦えるしトライする。多くの場合、意欲と心が足よりもはるかに大きな力になるし、そうなると確信している。明日はスタジアムに戻り、人々に楽しんでもらえるよう、スタートを切りたいと思っている」
マイアミでのリーガの試合
「クラブの公式声明に同意する。リーガ開幕当初、我々は皆、自分たちが従うべきルールを知っていた。ルールを変更する場合は、参加者全員の合意が必要だ。今はそれが行われていない。リーガの参加者全員に事前に確認すべきだった」
ラミネ・ヤマルのプレッシャーはあるか?
「どの程度のプレッシャーかは分からないが、短期間で大きく成長した。バルセロナと代表チームの両方で重要な選手となりつつある。そのうち彼と対戦する時がやって来る」
全てのラインでの一貫性
「すべてのラインが意識することが重要だ。もちろん、FWが戻る時に孤立しないのが大切だが、それは特定の選手だけでなく、そのポジションでプレーする全員に当てはまる。しかし、攻撃時にディフェンスラインが押し上げることも重要だ。チームとして機能し、全員がプレーに参加し、全てのプレーで何をすべきかを体験したいと思っている。それは守備や攻撃をやらなければならない時に、すべての距離を改善するのに役立つだろう。もし攻撃時に互いの距離が離れてしまうと戻るのが難しくなったり、距離が長くなったりしてしまう。今現在、その点を意識することが非常に重要であり、クラブワールドカップでは一歩前進した。それは我々にとって非常に重要なものなので、引き続き取り組んでいる」
サポーターへの約束
「私は話すよりも行動するタイプだ。サッカーでは約束してから行動した場合、大抵うまくいかない。我々は必死に取りんでいるし、サポーターは興奮しており、それが感じられる。我々も意欲に溢れており、新しい選手、新しい監督とともに、この新プロジェクトをスタートさせたいし、スタジアムにこのエネルギーを注ぎ込みたい。我々はそれに値しているし、5月に自分たちの望む場所に到達するため、明日からその道を歩み始めたい」
チームリーダー
「それは自然で内在するものでなければならないし、選手たちの中から自然に湧き上がってくるものでなければならない。我々にはコミュニケーション能力に優れ、それを伝え、自分の居場所をすぐに確立できる選手たちがいる。それはすべてがより密接になるために非常に重要だ。コミュニケーションが良好であれば、チームメートを助けることは自分自身を助けることにもなる。それは誰かが、君がリーダーだ、そうあるべきだと言うのではなく、自然に生まれるものでなければならない。リーダーは強要されるのではなく、自然と生まれるものだ。ある人がチームメートに何かを伝えることによって、複数のリーダーが存在することもある」
審判
「今季はまだ始まったばかりなので今後の展開を見守っていきたい。審判についてあまり話したくはないし、話すのは時期尚早だ」
ロドリゴ
「夏は多くの噂が出るが、彼は良い状態だと思う。私は全員を戦力に考えている。頼りにしている選手全員に、チームのために100%の力を出してほしいと思っている。それが今、私が懸念し、取り組んでいることだ」
マジョルカ対バルセロナの論争
「他の試合についてコメントするのは私の仕事ではないと思う。ジャゴバ・アラサテのコメントを聞いたが、彼はそのことを非常に分かりやすく説明していたと思う」
マスタントゥオーノの貢献
「出場時間を得られるかもしれない。高いクオリティやエネルギーをもたらしてくれるだろうし、献身的だ。守備面では良い推進力がある。この短期間で彼がアルゼンチン人らしい戦士としてのスピリットやクオリティを備えていることが分かった。闘争心があり、セットプレーやラストパスで素晴らしい左足を持っている。決定力も非常に高く、まだ若い。彼をサポートする必要があるが、すでに非常に高いレベルにある」
ブラヒムは出場時間を得られるか?
「いい状態だと思う。以前から彼のことを知っており、彼がどれだけ他と違うプレーができるか、どのようにポジションを理解しているか、異なるこものを生み出す能力、チームメイトとどのようにうまく連携できるのかを分かっている。狭いスペースでのプレーが得意で、両利きで、フィニッシュも非常にうまい。彼を良く知っているので驚きはない。もし招集メンバーに入れば、明日出場する可能性はある」
マスタントゥオーノの好きな選手
「彼の好きな選手がメッシなのは理にかなっている。彼はアルゼンチン人で左利きなので驚きはない」
サポーターとの思い出
「とてもいい思い出がある。バイエルン時代にチャンピオンズリーグの試合を戦うために再び戻った時でさえも、サポーターとの関係は良好だったし、愛情を感じていた。今は役割が違うが、私は期待に胸を膨らませているし、モチベーションが高く、再びサポーターとのつながりを感じたいと思っている。時は流れたが、そのつながりをずっと感じていた。何が起ころうと、何を感じようと、戻ってこられて幸せだ」