ニュース. 06/03/2023
レアル・マドリードがクラブ創立から121年を迎えた。1902年3月6日、マドリード・フットボールクラブが最初の役員会を行い公式の発足となった。こうして世界最高クラブの伝説が始まった。121年を経て、レアル・マドリードは24回欧州チャンピオンとなり(サッカー14回、バスケットボール10回)、FIFAから20世紀最高クラブに選ばれる栄誉を受け世界的なスポーツの象徴となった。
昨年はチャンピオンズリーグ、クラブワールドカップ、UEFAスーパーカップという3つのビックタイトルを勝ち取るという特別な成功を収めた。 ベルナベウでスペクタクルな試合を重ねたあと決勝でリバプールを破ってデシモクアルタを達成、ヘルシンキでアイントラハト・フランクフルトを退けてUEFAスーパーカップを勝ち取り、モロッコでクラブワールドカップを制覇。最多の世界王者タイトルを誇るレアル・マドリードの支配をより確かなものにした。これに加えてアンチェロッティ監督率いるチームは輝かしい形でリーガも制した。特筆すべきはベンゼマで、その活躍はすでにレアル・マドリードの歴史の一つとなり、バロンドールの授賞につながった。
以上のタイトル獲得を経て、他との比較ができないレアル・マドリードの経歴は以下のようになっている。チャンピオンズリーグ14回、クラブワールドカップ8回、UEFAスーパーカップ5回、UEFA杯2回、リーガ35回、国王杯19回、スペインスーパーカップ12回、リーガ杯1回、ラティーナ杯2回、スモールワールドカップ2回。この中のいくつかの達成までには選手時代のアマンシオがカギとなる働きを披露した。ラ・セクスタ達成のヒーローであり、のちにクラブ名誉会長、世界サッカー界のレジェンドなった同氏は2023年2月21日に他界した。
ビデオ.伝説に彩られた121年
バスケットボールと女子サッカー
バスケットボール部門でも昨年、通算36回目のリーガと9回目のスペインスーパーカップを手にしてクラブの経歴をより大きなものとした。これによりレアル・マドリード・バスケットボールのトロフィールームにはユーロリーグ10回(大会最多)、国王杯28回、インターコンチネンタル杯5回、ヨーロッパレコパ杯4回、コラック杯1回、 ULEB杯1回、ラティーナ杯1回の各トロフィーが並んでいる。2020年からはサッカーの女子チームとその下部組織がクラブの歴史の一部となった。
サンティアゴ・ベルナベウ、21世紀のアイコン
このほかにマドリディスモの誇りの根拠となるのが、スポーツ界の象徴であり続け、前衛的でユニバーサルな偉大なるアイコンとなるための改修工事が進んでいるサンティアゴ・ベルナベウ。さらにシウダー・レアル・マドリードは世界最高のクラブ総合練習場であり、完成から17年が経過した現在も成長を続けている。最後に、クラブはレアル・マドリード・ファンデーションを通じて社会貢献と文化的なプロジェクトに参加している。