レアル・マドリードがサンティアゴ・ベルナベウで行われたリーガ第12節でジローナと引き分けた。70分にビニシウスJrが先制したが、その10分後、VARの指示で主審のメレーロ・ロペスが笛を吹いたアセンシオのハンドによる物議を醸し出すPKでジローナが同点にした。89分にロドリゴが2-1にしたが、主審にファウルを取られ無効となった。
前半は両チームともチャンスを作ったが得点は生まれなかった。2分にモドリッチがカルバハルとの連携から惜しいシュートを放ち、マドリードがあと一歩でリードするところだった。ジローナはその次のプレーで反撃し、カステジャーノスが強引なシュートを打った。続いてマドリードはロングシュートで先制点を狙っていった。カマビンガが左足の強烈なシュートを放った後、ロドリゴが9分にゴールを狙うも、惜しくも枠を捉えられなかった。
マドリードのチャンス
激しいテンポでプレーしたジローナはその後、バレリーのヘディングシュートで0-1に迫った。続く22分、今度はリーガ首位チームが反撃し、カマビンガがカーブをかけたシュートを放つも、わずかにガッサニーガの右ポストをかすめる。アンチェロッティ監督率いるチームはそ攻撃の手を緩めず、その1分後に決定的チャンスを手にした。素晴らしい連携プレーからバルベルデが戻したボールをロドリゴが低い弾道のシュートを放つがポストを直撃する。一方、ジローナはハーフタイム前に反撃したが、ジャンヘル・エレーラの強烈なシュートはクロスバーを叩いた。
ビデオ.1-1:物議を醸し出す判定でレアル・マドリードは勝利できず
マドリードは70分にこれまでのパフォーマンスに相応しい褒美を得る。ロドリゴ、カルバハル、バルベルデのコンビネーションから、バルベルデがマークを外してパスを出し、ビニシウスJrが無人のゴールにボールを押し込んだ。1-0で迎えた2分後、さらにマドリードはリードを広げるチャンスを得る。しかしアセンシオの強烈なハーフボレーはガッサニーガに防がれた。
物議を醸し出す終盤
マドリードの喜びは長く続かなかった。リーガ首位チームのCKとカウンターの後、77分にVARがアセンシオのハンドを主審に知らせた。映像にはボールがアセンシオの腹部に当たる様子が映し出されていたが、メレーロ・ロペスはモニター確認後にPKを指し示し、これをストゥアーニが決めてジローナが1-1の同点にした。我がチームは89分に2-1にしたが、マリアーノが素晴らしい走りからラストパスを送り、ロドリゴはゴールライン上でガッサニーガからゴールを奪った。しかしメレーロ・ロペスは、ロドリゴがGKにファールを犯したとして無効にした。さらにアディショナルタイム、クロースが2枚目のイエローカードをもらい、アンチェロッティ監督率いるチームは数的不利となって試合が終了した。マドリードは引き分けたが、リーガ首位の座をキープしている。
メレーロ・ロペス(アンダルシア州協会)、副審:マルティネス・セラート、エルナンデス・ラモス、第4審判:サンチェス・サンチェス、VAR :イグレシアス・ビジャヌエバ(ガリシア州協会)