マッチレポート | 06/03/2018 | Alberto Navarro | 写真: Antonio Villalba/Helios de la Rubia
クリスティアーノ・ロナウドとカゼミーロのゴールでPSGを再び倒し、CL準々決勝進出を決めた- チャンピオンズリーグ
- ベスト16 (第2戦)
- 火, 06 3


試合は激しい展開でスタートし両ペナルティエリアを頻繁に行き来したが、最初のチャンスはアウェーのレアル・マドリードだった。10分、アセンシオのクロスがマルキーニョスに当たった後、ボールがゴールを飛ぶもGKアレオラがコールライン上でセーブした。続くレアル・マドリードの2度のチャンスはより決定的だった。18分、ショートコーナーからアセンシオが再びクロスを上げ、セルヒオ・ラモスが左足でシュート。そのボールはアレオラがダイビングでセーブする。その20分後にも同様のことが起こり、ベンゼマが左サイドからGKとの1対1を迎えるも、再びアレオラがファインセーブを見せた。一方、PSGは43分にハーフタイムまでの最大のチャンスを作ったが、ペナルティエリア内からのムバッペのシュートはケイラー・ナバスが素晴らしいセーブで防いだ。
クリスティアーノ・ロナウドが先制
レアル・マドリードは前半の45分間、素晴らしいハードワークをやり、ハーフタイム後も同じ集中力でピッチに出た。PSGの新たなプレッシャーがあったが、ロス・ブランコスはあと一歩でゴールというチャンスを得る。50分、マルセロのクロスをクリスティアーノ・ロナウドがダイビングヘッドで合わすもわずかに枠を捉えられなかった。しかしその2分後に先制に成功する。アセンシオのスペクタクルなパスをDF裏に抜け出して受けたルーカス・バスケスが左足でクロスを上げ、クリスティアーノ・ロナウドが頭で合わせ0-1にした。
クリスティアーノ・ロナウドはCL9試合連続得点中(合計15ゴール)
PSGが延長戦に持ち込むまでに3ゴールが必要となった一方、レアル・マドリードは試合の新たな状況をしっかりと読み、ボールキープを通じてピッチ上でさらに素晴らしいプレーを開始した。そして66分にヴェッラッティが2枚のイエローカードで退場し全てがロス・ブランコス有利となり、その3分後に決定的チャンスを掴む。しかしベンゼマのバックパスからのアセンシオのシュートはポストを叩いた。
カバーニが同点
レアル・マドリードは試合をコントロールするも、流れに関係ないプレーでカバーニが同点に追いついた。71分、ディ・マリアのクロスをファーポストにいたチアゴ・シウバが頭で落としてペナルティエリア内に落とし、パストレがヘディングシュート。ボールはカゼミーロとカバーニに当たった後ゴールに入った。
カゼミーロが決勝点
そのゴールはPSGを励ますものとなったが、80分にカゼミーロがラウンド16突破を決める役割を担った。クリスティアーノ・ロナウドが後ろに戻したボールをカゼミーロが右足でシュート。ボールはマルキーニョスに当たりアレオラの逆をつきゴールネットを揺らした。これによりレアル・マドリードは準々決勝進出を確定させ、ただポストだけが大量点を奪うのを阻止した。まず83分にベイルのクロスからのルーカスのゴールエリア内のシュートがポストに当たる。次はその1分後で、クリスティアーノ・ロナウドの強烈なシュートだった。PSG相手に2連勝を飾った欧州王者はこの後、準々決勝抽選会を待つことになる。