マッチレポート | 08/04/2017
多くのチャンスをGKオブラクに止められた中ペペがゴールを記録し、チームは2位バルセロナとの勝ち点差を3に広げた- リーガ
- 31節
- 土, 08 4
サンティアゴ・ベルナベウ


レアル・マドリードはアトレティコとのマドリードダービーで引き分けたが、掴んだチャンスを考慮するとよりよい結果で終わるにふさわしかった。この引き分けによりリーガ首位のロス・ブランコスはマラガに敗れた2位バルセロナとの勝ち点差を3に広げている。レアル・マドリードはアトレティコのサウールの開始3分のシュート後にチャンスを作り始める。そして最初の決定機は試合開始から15分が経過した時だった。ペナルティエリア外でパスを受けたクリスティアーノ・ロナウドはボールをうまくコントロールし、ニアポストを突くシュートを放った。しかしそれはGKオブラクにファインセーブされている。その後、今度はベンゼマがC・ロナウドとの壁パスからダイレクトでゴールを狙うも、またもやオブラクに防がれCKとなった。
レアル・マドリードのより決定的なチャンスは31分に訪れた。モドリッチが中盤でボールを奪い返しクロースとのパス交換後にスルーパスを出す。それを受けGKとの1対1を迎えたC・ロナウドのシュートはオブラクを抜けるも、ゴールライン上にいたサヴィッチにクリアされている。一方、アトレティコはその9分後に反撃を見せたが、カウンターからのグリーズマンのシュートはケイラー・ナバスがストップした。
レアル・マドリードのより決定的なチャンスは31分に訪れた。モドリッチが中盤でボールを奪い返しクロースとのパス交換後にスルーパスを出す。それを受けGKとの1対1を迎えたC・ロナウドのシュートはオブラクを抜けるも、ゴールライン上にいたサヴィッチにクリアされている。一方、アトレティコはその9分後に反撃を見せたが、カウンターからのグリーズマンのシュートはケイラー・ナバスがストップした。
レアル・マドリードは公式戦52試合連続得点を記録中
レアル・マドリードは後半、嵐のようなスタートを切り、わずか3分間に決定的チャンスをいくつも作った。まず47分、マルセロのクロスをC・ロナウドがヘッドで合わせたが、そのシュートはわずかに枠を逸れていった。さらにその1分後、今度はカルバハルのクロスをファーポストにいたC・ロナウドがヘッドで中に折り返す。それをベンゼマがダイレクトで合わせるも、この日のアトレティコのベストプレーヤーだったオブラクの体に当て、ゴールを決めることができなかった。
ペペがゴールを記録
ゴールを決めるに値するチャンスを作り続けたロス・ブランコスは52分、ついにその成果が実ることになった。クロースの蹴ったFKをペペが誰よりも素早く動きヘッドで先制点を記録したのである。試合はレアル・マドリードの望む展開になっていたが、その8分後にアトレティコの反撃を受けた。しかしカラスコのスルーパスを受けたフェルナンド・トーレスとの1対1で、ケイラー・ナバスがまたもやファインセーブを披露した。
試合が盛り上がりを欠く展開になっていた中、アトレティコが流れに関係ないプレーから同点とする。85分、コレアのスルーパスを受けたグリーズマンはケイラー・ナバスとの1対1でゴールを決めたのだった。試合は1-1で終わったが、レアル・マドリードはすでにバイエルン・ミュンヘンとのチャンピオンズリーグ準々決勝に向けて気持ちを切り替えている。