マッチレポート | 22/11/2014 | Alberto Navarro
クリスティアーノ・ロナウドの2得点、ハメスとベンゼマのゴールで14連勝を記録。- リーガ
- 12節
- 土, 22 11


おそらくそれが理由となり、最初の15分が経過した時点で最大のチャンスはFKだった。ベイルが蹴ったシュートは賞賛に価するイルレタのセーブにより、ボールはクロスバーを叩く。これが最初の警告となり、次のチャンスでロス・ブランコスは再び驚異的なキック力を示し0-1とリード。クリスティアーノ・ロナウドが23分、ボールがゴールラインを割る前に中に入れ、ファーサイドにいたハメスがヘディングシュートを決める。先制点という最も難しいことはこれで成し遂げた。
1点目
エイバルは31分、すぐにリアクションを示したが、1対1のスペシャリストであるカシージャスが状況を解決。カパのクロスに合わせたサウール・ベルホンのシュートをセーブ。試合は活気に満ち溢れ、次のチャンスはロス・ブランコスに訪れる。36分、イスコがペナルティエリア外からファーサイドにクロスを送り、ペペが頭で折り返し、ラモスがペナルティスポットから左足でボレーを放つも、イルレタにセーブされる。
ハメス・ロドリゲスはリーガ5点目。いずれもアウェーゲームで記録。
ハーフタイム前、レアル・マドリードは得点差を広げる。そのプレーは右サイドから始まり、前半のロス・ブランコスにとっては思いがけないものとなり、美しいゴールに終わる。43分、カルバハルがベイルのヒールの壁パスからマイナスのクロスを送り、クリスティアーノ・ロナウドがそれに合わせてイルレタのゴールを破る。リーガで対戦した全てのチームからゴールを決めているポルトガル代表FWは、得点ランキングトップに位置するリーガで11戦連続ゴールを記録した。
手堅い守備
レアル・マドリードは後半開始時もボールを持ち、最初のチャンスを得る。54分、ハメスがFKを蹴り、ラモスが再びペナルティスポットから今度はヘディングシュートを放ったが、またイルレタにセーブされる。ロス・ブランコスは守りにも力をいれ、手堅い守備を見せる。3点目が訪れたのは69分。マルセロが失ったと思われたボールを奪い返し、今回はクリスティアーノ・ロナウドではなくハメスの番。コロンビア代表MFはゴールラインを割りそうなボールをギリギリで拾いクロスを送り、ベンゼマが楽々シュートを決める。
しかしそれが最後のゴールにはならなかった。83分、クリスティアーノ・ロナウドが蹴ったFKがペナルティエリア内にいたアルベントサの手に当たり、主審フェルナンデス・ボルバランはPKを言い渡す。それをポルトガル代表FWは決め、リーガ史上、誰も成し遂げていない12節で20ゴールを記録した。リーガ首位チームは躓くことなく、狭いピッチや果敢なエイバルのプレーのあった難しいスタジアムで、全力を注ぎ、キック力、手堅い守備を披露した。