マッチレポート | 29/04/2014 | Alberto Navarro (Múnich)
セルヒオ・ラモスとクリスティアーノの各2ゴールによりバイエルンとの忘れ難い試合でゴールラッシュを記録し、決勝進出を決定した- チャンピオンズリーグ
- 準決勝 (第2戦)
- 火, 29 4


それを得て当然だった試合のストーリーは20分で作られた。そしてそれはアンチェロッティの記者会見での「我々の目的はゴールを決めること」という言葉に始まっていた。有言実行。ロス・ブランコスは16分で先制点を決めた。モドリッチがCKを蹴り、ラモスがバイエルンGKノイヤーを破るため誰よりも高く飛んだ。バイエルンはこれで3ゴールが必要となったが、その4分後に再びセットプレーから試合を決定付けるゴールを決めたのはロス・ブランコスだった。ディ・マリアの蹴ったFKはペペをかすり、ラモスがファーサイドに2点目を記録した。
レアル・マドリードは2人の各2ゴールでバイエルンをノックアウトし、アリアンツ・アレーナを沈黙させた
ロス・ブランコスは27分、カウンターからクリスティアーノ・ロナウドがチーム3点目を奪うところだったが、ノイヤーがしっかりセーブ。しかしその6分後、ポルトガル人選手は容赦しなかった。カルバハルがカウンターを開始し、ベイルがアシスト、そしてロナウドがチャンピオンズリーグ史上1大会の得点記録となる15ゴールを決めた唯一の選手となり歴史を作った。
ロス・ブランコスはこのように輝かしい前半を終えた。しかし38分にシャビ・アロンソが不当なイエローカードをもらい、残念なことに決勝に出場できなくなってしまった。
堅固さと成熟のエクササイズ
後半は、1失点もしていないこの対戦を通じてロス・ブランコスが証明した堅固さの縮図に。ペペとラモスの活躍があったおかげで、特にラモスはミュンヘンへとやってきたロス・ブランコスのサポーターにより75分、バランと交代時にオーベーションを受けていた。またカシージャスの並外れた活躍や、チーム全体のスペクタクルなパフォーマンスがあった。
バイエルンがすでにブンデスリーガ優勝を決めていて、公式戦を通じてアリアンツ・アレーナでの無敗をストップしたのが1チームであるというデータが、ロス・ブランコスが達成したことにさらに大きな価値を与えている。ゴールを決める時間はまだあった。クリスティアーノ・ロナウドが89分、賢いFKから追加点を決めた。壁が飛ぶのを予想したマドリディスタFWは、ノイヤーの不意をつくグラウンダーのシュートでゴールを奪った。
レアル・マドリードはトータル5-0という大差でこの対戦を締めくくり、チャンピンズリーグ最初の決勝進出チームとなった。対戦相手は水曜日に行われるアトレティコ・マドリード対チェルシーの勝者。リスボンでデシマ(10度目のCL制覇)を目指す!

