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Schalke 04 - Real Madrid

1-6: シャルケに大勝、欧州に大きな衝撃

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マッチレポート | 26/02/2014 | Alberto Navarro (Gelsenkirchen)

ベンゼマ、ベイル、CR7がそれぞれ2得点を決め、ベスト8進出のチケットをほぼ手中に。ウェールズ代表MFの1得点は芸術と呼べるもの。 
  • チャンピオンズリーグ
  • ベスト16 (第1戦)
  • 水, 26 2
ヴェルティンス・アレーナ
1
6
チームは好調なパフォーマンスとスペクタクルをヨーロッパの舞台に移し、CLベスト8進出のチケットをほぼ手中に収めた。ドイツでマドリードが勝利することに疑問を持ったものがいるとしたら、その答えは今日の試合の6得点が明確な答えとなったはずだ。序盤にマドリディスタは試合を自分達のもとへと引き寄せる。スコアボードが動くのに必要な時間はわずか13分、ベイルのパスをクリスティアーノ・ロナウドがヒールで流し、ベンゼマがGKとの1対1をしっかりとモノにして先制点をあげる。直後、シャルケに同点のチャンスが訪れるが、カシージャスがその反応速度の速さを見せつける完璧な反応でゴールを許さない。マドリード守護神のスーパーセーブはドラクスラーのシュートで喜びの声を上げる準備をしていたフェルティンス・アレーナのスタンドの失望を誘った。

熱がこもった試合、21分、ベイルが更なる輝きを見せた。先週土曜日の試合では、30mのミドルシュートでサッカーファンを驚かしたウェールズ代表MFが再び語り草となる得点を決めた。インテリジェンスあふれるプレーでベンゼマがプレスをかけ、サンターナからボールを奪い、ベイルに預ける。背番号11番はシュートフェイントからの個人技で2人のDFを交わしてシャルケGKフェールマンの守るゴールを打ち破った。決定力のレッスンを見せたベイルには賞賛の声が送られる。時計の針が30分を過ぎた頃、3点目のチャンスをクリスティアーノ・ロナウドが掴むが、シュートはゴール左ポストを直撃。

これ以上ないアドバンテージを握ったチーム、だが、それ以上にピッチの上でのパフォーマンスは素晴しいものだった。マドリディスタはシャルケを自陣に貼り付け、チャンスを作り続け、試合の主役として振る舞う。36分、クリスティアーノ・ロナウドが1対1の好機を迎えるが、ここはシャルケGKに軍配が上がる。だが、前半のチャンスはこれで終わったわけじゃない。さらに2つのチャンスをチームは作り出す。43分、ペナルティーアークの近くからベンゼマがシュートを放つが枠を外れる、また、世界1の選手に得点チャンスが訪れたが、フェールマンが許さなかった。

得点に相応しいパフォーマンスを見せていたクリスティアーノ・ロナウド。その瞬間が52分に美しいカウンターから訪れる。エリア手前でボールを受けたポルトガル代表FWは相手を置き去りにし、マークについたマティップをシザースフェイントでほんろう。そして左足を振り抜くと逆サイドへとボールを突き刺す。5分後、ベンゼマのこの試合2点目となる4点目が生まれる。ポルトガル人FWが1点目同様にヒールでボールを流してベンゼマにつなぐと、フランス人FWはGKを交わしてネットにボールを流し込んだ。

この試合、唯一2得点を決めたのはベンゼマだけでない。ベイルがフランス人FWに続き、チーム5点目を決める。69分、セルヒオ・ラモスがボールを奪い、DFの裏にスルーパスを出すと、背番号11番はしっかりと後処理を行った。2人がとれば、もう1人の偉大なFWが得点を決めない理由はない。マドリードの誇る3トップのエース、クリスティアーノ・ロナウドが89分に2人に肩を並べる2点目を決め、イブラヒモビッチを抜き、CLの得点ランキングで再びトップに立った。シャルケはロスタイムにフンテラールがファインゴールを決め、意地の一発を返したが、万事休す。大量得点で終えた勝利、現行の大会方式になってから最多得点差となった試合になった。 
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