「僕は個性があり全力を尽くすことを望む野心的な選手」
夢が実現したカンテラーノ。ウィリー・エルナンゴメスはCBセビージャへの2年間のレンタル後、レアル・マドリードに復帰した。マドリード出身のセンタープレーヤーは2008年、ロス・ブランコスのカデテBに入団し、カデテA、フニオール、EBAと成長を続けてきた。2012-13シーズンにトップチームデビューを果たし、すでにマドリディスタ選手としてリーガ1回、スーパーカップ1回のタイトルを獲得している。彼の父もかつてレアル・マドリードに所属し、母はスペイン代表でヨーロッパチャンピオンになったことがある。
セビージャでの成熟がレアル・マドリードメンバー復帰への鍵となった。セビージャでは評価の高い出場時間を得ただけでなく、幾度どなくポテンシャルを発揮した。2014-15シーズンのリーガ・エンデサでは最優秀ヤングプレーヤー5人の中の1人に選ばれている。第10節(バルセロナ相手に29ポイント、13リバウンド、評価43)の最優秀選手、そしてユーロカップの1試合ではMVPに選ばれた。
スペイン代表でエルナンゴメスは2011年にU-18欧州選手権チャンピオンとなり、2014年のU-20欧州選手権では準優勝だった。この2大会で最優秀プレーヤー5人の中の1人となっている。