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コパ

コパ

1956 - 1959

  • フルネームレイモン コパゼフキー
  • 出身地
  • 生年月日13/10/1931
  • フルネームレイモン コパゼフキー
  • 出身地
  • 生年月日13/10/1931

「ナポレオン」の異名を取ったドリブラー

ポジション:FW
出場試合数:公式戦103
通算得点数:30
フランス代表:45試合

接近戦でのドリブルと戦術理解に長け、欧州の舞台に乗り出した1950年代のレアル・マドリードの右サイドで躍動した。リアル、ディ・ステファノ、プスカシュ、ヘントとともに、サッカー史に残る驚異の攻撃陣を構成。引退後、これら5選手を現在の価値で換算するとどれほどの額になるかと尋ねられた際には、自身も「とても計算できないほどの額だっただろうね」と、冗談交じりに答えていたほどだった。
 
スタッド・ランスの一員として1956年の第1回欧州チャンピオンズカップ決勝に出場したが、実はこのときの対戦相手であったレアル・マドリードとは、決勝の数日前にすでに契約を結んでいた。このような異例の措置がとられたのも、自らが思い描くレアル・マドリードにとってこのフランス人選手がうってつけの存在であることを、クラブのサンティアゴ・ベルナベウ会長が確信していたからだった。

マドリードで過ごした3シーズン、常に欧州チャンピオンズカップでプレーし、そのすべてで優勝している。この間ゴールやドリブル、クロスでチームに貢献、この期間に6つのタイトルを獲得したマドリードの躍進の原動力になった。

自身も栄光に満ちたマドリードでの日々を特別なものだったとしており、自らの選手生活のハイライトだったと振り返っている。「あのクラブにいた3年間は忘れられない。私の人生でも最良のときだった。欧州最強のチームでプレーしていたのだからね」

経歴

欧州チャンピオンズカップ3回
リーガ2回
ラテンカップ1回