バルセロナで敗北喫す

4 -3

Barcelona

終了

Real Madrid

レアル・マドリードは前半に2-0とリードし、エムバペが3ゴールを記録するも、モンジュイックで勝利を成し遂げることはできなかった

バルセロナで敗北喫す
レビューAlberto Navarro写真:Antonio Villalba y Helios de la Rubia

レアル・マドリードはわずか5分で先制したクラシコで敗北を喫した、エムバペがクバルシのシュチェスニーにへのパスミスに乗じてGKよりも先に動き、ペナルティーエリア内で倒され、このPKを自ら決め0-1にした。その9分後、自陣でボールを奪い、素早いカウンターを仕掛け、ビニシウスJr.が右足アウトサイドで出した見事なアシストを記録し、エムバペがシュチェスニーとの1対1を制した。このゴールはエムバペにとってリーガ通算26点目となり、サモラーノを抜いてレアル・マドリード入団1年目におけるクラブ史上の最多得点選手(38点)となった。

レアル・マドリードは試合開始から15分も経たないうちに0-2とリードしたが、バルセロナは20分にフェラン・トーレスがCKをニアサイドで合わせてボールを後ろに流し、エリック・ガルシアがヘディングでゴールに押し込み、点差を縮めた。30分過ぎにデ・ヨングが手でボールをコントロールした動きで始まったプレーで、ラミン・ヤマルがペナルティエリア手前からシュートを放ち同点に追いついた。そして34分、ラフィーニャが対角線のシュートを放ち、ホームチームにリードをもたらせた。エルナンデス・エルナンデス主審はハームタイム前にペナルティエリア内でデ・ヨングとエムバペの競り合いに対してPKを与えたが、その前のプレーでベリンガムがわずかにオフサイドを取られ、VARによって取り消された。その直後のプレーでラフィーニャが4-2にして、両チームの選手はロッカールームに引き上げた。

エムバペのハットトリック
前半の激しいペースは後半も続き、55分にエムバペが点差を詰めるチャンスを得る。ペナルティエリア内に切り込んでシュートを放ったが、わずかに枠を捉えられなかった。試合は一進一退の攻防が続き、70分にエムバペのハットトリックが生まれた。モドリッチがホームチームのDF陣の背後にボールを送る隙間を見つけ、ビニシウスJr.はそれを生かしてシュチェスニーの前に入り、難なくゴールを決めたエムバペをアシストした。時間が経過し、85分にビニシウスJr.がペナルティエリア手前からシュートを放つが、これはGKの手に収まった。そして89分、デビュー戦となったビクトル・ムニョスに決定的チャンスが訪れるも、シュチェスニーとの1対1でシュートをゴールに飛ばせなかった。

エムバペはアディショナルタイム、より斜めの位置からGKとの1対1を迎え、再び同点のチャンスを得たがCKに逃げられた。そのCKをモドリッチが蹴り、チュアメニがゴールを決めたが、エムバペのオフサイドでノーゴール。一方、ラストプレーでフェルミンがゴールを決めるも、その前にハンドがあり、主審がモニターで確認した結果、取り消された。