アンチェロッティ;「重要な時期に差し掛かっていてラス・パルマス戦で勝ち点3を加えなければならない」
「ライバルは良い調子だということを考えると我々は競い、戦わなければならない」と指揮官

カルロ・アンチェロッティ c監督が報道対応、サンティアゴ・ベルナベウで行われるリーガ20節UDラス・パルマス戦(スペイン時間:日曜16時15分、日本時間:月曜0時15分)について話した。「全てのラ・リーガの試合と同様にしっかり競い、戦わなければならない。シーズン後半が始まるから重要な時期に差し掛かっている。我々は首位に近いところにおり、勝ち点を積み重ねるべき。良い調子にあるライバルチームの力を考慮に入れなければならない」。
「アラバの状態は良く、昨日は良い感触と共に40分プレーした。負った怪我がリズムを決めているのは確かだが、それは普通のこと。膝は良い形で反応していて招集メンバー入りする。先発はしないが、チームに入るところまで非常に近いところにいるので明日プレーするかもしれない」。
試合カレンダー
「現時点で全員が回復してはいない。今日は練習強度を落とした。今日やったのは戦術的な取り組み。選手たちは回復すると思う。私はこれまで試合カレンダーについて不満を口にしたが、それはたくさんの試合があるから。夏の21時30分に試合をするのは暑いから理解できるが、冬のそれは少し理解するのが難しい」。
エムバペの好調
「彼がよりリーダーになっているのかどうかは分からない。ピッチでのプレーぶりから日々主役になるようになっている。ピッチ外での彼の取り組みの姿勢は変わっておらず、彼は常に落ち着き、準備ができていて、とても謙虚。非常に高いレベルを披露し、それが何よりチームメイトの役に立っている。1ヶ月前に私が言ったが彼の適応期間は終わった。試合ごとに彼のレベルは上がっているようだ」。
ビニシウスJr.の取り組みの姿勢
「我々はその点について話をしてない。最近起きたこと、レッドカードから彼は学んだと思うから最近はより落ち着いている。偉大な選手だから彼がいないのを我々は寂しく思う」。
戦力としてのエンドリッキ
「私は一度も考えを変えていない。ブラジルから来た18歳の若い選手は学びを必要としているということは考慮に入れなければならないが、我々は彼のことを計算に入れることができると常に考えている。彼は適応しなければならず、彼が来た時に我々が考えていた形で成長している。彼は今練習していて、とても真面目かつプロ意識があり、私が与えた出場時間で得点し彼の持つレベルの高さを証明している。自身の学びを続けるため今私が与える出場時間を将来生かすだろう」。
「明日出場のチャンスがあるが、アイディアとしてはより頻繁に出場している選手たちを送り出すということ。ブラヒムは良い状態。ロドリゴとエムバペもとても良い調子にある」。
クラブの後押し
「私は会長、ホセ・アンヘル、クラブ全体ととても良い関係がある。何の問題もない。ここへ来てからずっと支えられていると感じている。私がここにいる最後の1日までそうなるだろう。その意味で何の問題もなく、一緒に働き、良い仕事をするように努める。私に対して疑問を投げかけられることに私が迷惑するということはない。なぜならそれは私の仕事の一部だから」。
学び
「いつでも良くなり、学ばなければならない。何もかも知っている考えるとすれば、それは自分のレベルが下がる時。私は学ぶのが好きで新しいことを見るのが好きだからこの場合には当たらないが。より良くならなければならないことはたくさんある。監督の責任はチームが良いサッカーをするということ。時に我々はそれをやり、別の瞬間ではそうなっていない」。
「バルセロナ戦でのチームの姿は私の責任で、ファンが私に対して抗議するというのは完全に受け入れられるものであり、時にその対応は妥当なもの。人々が我々がやって来たこと、今やっていることを忘れたとは思わない。このチームが漂流しているように見えるが、生きていて最後まで戦う」。
シメオネの発言
「それはギャラリーのために言われていること。サッカーの世界の誰もが今のマドリードが代表するもの、これまで122年に代表してきたものへの意識がある。サッカー界の誰もがそれをはっきり持っている。それは痛みを伴う棘なのかもしれない」。
全21ポイントのうち5の獲得にとどまるなかここで続ける?
「その質問には答えない方が良い。それぞれがすべきことをする。監督の仕事は簡単ではない。これまで私が言って来たように、他ではなくここのベンチでその問題を抱える方が良い」。
戦力補強
「私はいつものようにホセ・アンヘル・サンチェスと話をした。我々はとても良い時間を過ごし、あらゆることについて話をする」。