アンチェロッティ:「2025年気持ちの高まりと共に戻ってくるため良い形で一年を終えた」

「全ての面でとても良い形でやったからチームの評価は優」と指揮官は2024年の出来について話した

アンチェロッティ:「2025年気持ちの高まりと共に戻ってくるため良い形で一年を終えた」
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カルロ・アンチェロッティ監督がサンティアゴ・べルナベウの記者会見場に姿を見せ、リーガ18節のレアル・マドリード対セビージャ
戦を振り返った。「我々は自分達に欠けていたもの、ほんの少しの取り組みの姿勢、組織的な責任感、より多く走ることをした。我々は改めて良い形で物事をやった。選手たちにとってACミラン戦での敗戦から2ヶ月経過し難しい試合があったから非常に厄介な時期だった。エムバペは他のメンバーと同じように改めて良い仕事をした。我々は2025年を気持ちの高まりと共に戻ってくるため良い形で一年を終えた」。
「まずは体を休めること、そして選手たちには個人プログラムを配った。彼らは休み、そして家族とともに楽しい時間を過ごすことを必要としている。我々は良い形で戻り、意欲的で気持ちの高まりとともに戻って来る。1月3日にはバレンシアとの試合があるから準備ができている状態にいることが必要になる」。
2024年のチームの通信簿は?
「チームの評価は優。なぜなら我々は全ての面でとても良い形でやったから。昨シーズンはファンタスティックだった。そして選手たちの取り組みの姿勢のおかげで一つの状況を修正した。昨シーズンのように繰り返すのは難しいが、選手層の質は非常に高いから挑戦する」。
へスース・ナバスへの顕彰
「彼はそのプロ意識、責任感、取り組みの姿勢が模範的でサッカーのレジェンド。トップレベルのサッカー選手になりたいという若者たちは彼のような選手に続かなければならない」。
逆境からの乗り越え
「ACミラン戦の敗戦のあと我々はロッカールームで話をし、いくつかのことを修正した。そして戻り、また修正した」。
エムバペの自己批判
「彼は自分を批判していた。厄介な状況から抜け出し、彼の全てのレベルの高さを披露した。適応期間は終わったという私の見方は正しかった」。
シーズンの難しい時期
「私は決して危険な問題を抱えていなかった。なぜなら自分の仕事がどういうものなのか私は知っているから。物事がうまくいかない時責任は私にある。クラブは決して私に心配だと告げなかった。なぜなら常に私に対し愛情と落ち着きを示してくれているから。それが難しい時期を過ごしている時に監督が必要とするもの。私はベンチの噂があるときにクラブの言うことを信じ、クラブの姿勢ははっきりしていた。彼らは私に平穏と落ち着きを与え、目の前にある状況を抜け出すためにしっかりと働かなくてはならなかった」。
チームの成長
「成長は守備面での責任感。ミリトン、カルバハル、アラバ、メンディといった選手たちの不在は大きい。我々は自分達の質を強固なものにすべく取り組んだ。エムバペの状態は随分と良く、ベリンガムはゴールを決め始め、ロドリゴが戻って来た。また攻撃で我々はとても良い形でやって来ている」。
ピッチでのエンドリッキとフラン・ガルシアの不在
「彼らに説明する時間が無かった。勝負が決まっている試合を危険なものにする気はなかったから彼らはそれを理解した。彼らは2025年チャンスを生かすための時間を得るだろう。フラン・ガルシアはここまで最後のシーズンの時期に我々を大いに手助けした。皆さん全員が幸せなクリスマスを過ごすよう祈っている」。