アンチェロッティ:「リーガの残り5試合、何が起こるか分からない」
「我々はリーガ優勝を争うことができるし、何が起ころうとも最終戦の最後の1秒まで戦い抜くつもりだ」と指揮官は付け足した

カルロ・アンチェロッティ監督がシウダー・レアル・マドリードで行われた記者会見に出席し、リーガ第34節セルタ戦(スペイン時間:日曜14時、日本時間:同日21時)を次のように分析した。「セルタは非常に良いチームだ。バルセロナをあと一歩で倒すところだったし、とてもよく組織されている。我々には準備期間が1週間あり、明日の試合に向けてベストを尽くすことができる。リーガ優勝争いを続けるための重要な試合だ」
「我々は今と今後の試合のことを考えている。リーガ優勝を争うことができるし、何が起ころうとも最終戦の最後の1秒まで戦うつもりだ。そのことに集中しているし、それ以外のことは考えていない。リュディガー、メンディ、アラバが先週負傷したが、いいチームを作って明日の試合に勝てると確信している」
今季の目標
「目標は明日の試合に向けていい準備をして勝つことだ。そして次の試合に備える。それが非常に重要だ。この大会はまだ我々にさらに戦う機会を与えてくれる」
国王杯敗退
「会長やクラブと話した。あと一歩だったので苦い思いをしたよ。チームはよくやったと誰もが理解していたが、結局負けてしまったので後味は悪い。しかし優勝するために全力を尽くしたチームを何も責めることはない」
バジェホは今、試合に出る可能性が高まっている?
「チャンスはより増えている」
シーズンの評価
「プロフェッショナルなレベルでは例年より難しいシーズンだった。完璧なシーズンだった昨季と比べれば明らかにそうだろう。シーズン中に修正しようとした問題もあったし、素晴らしいなものではないが、残り5試合、何が起こるか分からない。諦めることはできないし、すべてに勝つことを目指し、何が起こるか見守るしかない。勝つために全力を尽くすつもりだ。今のところ良いシーズンではないが、もし勝つことができればとても良いシーズンに変わる可能性がある」
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アルダ・ギュレルのシチュエーション
「とてもよく成長しており、将来的により主役を演じるだろう。高いクオリティやプレーの継続性、インサイドハーフとしてプレーできることを示している。プレーのセンスがあり、ボール扱いに優れているので、ウイングだけでなく、とても良いインサイドハーフになれると思う。あのようなプロフィールを備えた選手はほとんどいないので、レアル・マドリードの将来にとって彼はとても重要な選手になるはずだ」
ここ最近の僅差での勝利
「私の分析だと守備面はかなり改善されている。クリーンシートを達成していることは改善されたことを意味する。守備を改善するために前線の決定力が少し落ちてしまった」
次期監督に関するニュース
「クラブとはとてもいい関係を築いており、いつもあらゆることについて話している。我々はそれらの情報にあまり注意を払っていない。多くの場合、それは真実ではない」
どんな別れを想像している?
「どうなるかは分からない。どうなるにせよ素晴らしい別れになるだろう。私はクラブに愛情を持っているし、クラブも私に愛情を示してくれている。クラブと言い争いをすることは決してない。これまで一度もなかったし、2025年の25日かもしれないし、2030年かもしれないが、最後の日に言い争いをすることはないだろう。それがいつであろうとも、とてもいい日になるはずだ」
自身の将来
「私は元気だ。君たちは私の将来について話したいと思っているが、私はそうではない。それは我々の間のコミュニケーション不足だ。私は怒っていないし、とても穏やかで幸せだよ。自分が何をすべきか、何をしようとしているのかを完璧に分かっている。そして今日は自分の将来について話すつもりはない。君たちはがっかりするだろうけど、私は気にしない(笑)」
「私はクラブ、選手、サポーターに大きな愛情を持っている。それと同時に彼らをリススペクトしている。自分の将来については25日に話すつもりだ。その前には話さない」