レアル・マドリードが欧州王者の座を死守する道を歩み続け、ここ13大会で11回目のチャンピオンズリーグ準決勝進出を決めた。アンチェロッティ監督率いるチームはスタンフォード・ブリッジで行われた準々決勝第2戦でもチェルシーを破った。ロドリゴが2つの素晴らしいチームプレーからドブレテを記録し、マンチェスター・シティかバイエルンとの対戦で決勝進出の切符を狙う我がチームの勝利を決定づけた。
前半は非常にハイテンポでプレーされ、両チームにチャンスがあったものの無得点で終わった。最初の決定機は10分にホームチームに訪れたが、ペナルティエリア内でフリーだったカンテの左足のシュートは枠を捉えられなかった。マドリードの反撃はより決定的だった。20分にロドリゴが右サイドに流れてボールを受け、2選手と対峙しながらシュートをポストに当てた。さらにアンチェロッティ監督率いるチームは32分にもトライしたが、モドリッチのシュートはケパにセーブされた。チェルシーGKがそのシーンで好プレーを見せたが、アディショナルタイムにクルトワもそれに引けを取らないパフォーマンスを見せた。ククレジャがファーポストでボールを受けたが、レアル・マドリードGKが1対1で素晴らしいパフォーマンスを見せ、シュートをCKに回避した。
ビデオ.0-2:ロドリゴのドブレテで準決勝進出
ハーフタイム後、アラバに代わってリュディガーが出場し、我がチームがゲームを支配したが、チェルシーは52分、カンテがゴールエリア内で放ったシュートがミリトンの体に当たり、あと少しで得点するところだった。一方、その6分後に欧州王者の先制点が生まれる。ミリトンのスルーパスからロドリゴが走りでチャロパーを抜き去り完璧なクロスを入れる。このボールを受けたビニシウスJrがアシストし、ロドリゴが左足で難なくゴールを決めた。
チェルシーが延長戦に持ち込むために3点が必要となる中、アンチェロッティ監督率いるチームは65分にベンゼマの左足のシュートで2点目を奪うところだった。そして80分、レアル・マドリードは美しいチームプレーから、バルベルデのアシストを受けたロドリゴが再び得点を挙げ、32回目のチャンピオンズリーグ準決勝進出を決めた。我がチームもさらにここ6試合で5回目のクリーンシートを達成した。