レアル・マドリードがリーガ優勝争いを諦めることなく、パンプローナで新たな勝ち点3を獲得した。78分にバルベルデがビニシウスJrのアシストからゴールを決め、アディショナルタイムにアルバロ・ロドリゲスのパスからアセンシオがゴールを記録し、苦労しながら勝利を勝ち取った。これで我がチームは2試合連続無失点を達成し4連勝を成し遂げた。
前半はあまりチャンスが生まれるプレーがなかった。その中でより大きな決定機は10分にアンチェロッティ監督率いるチームに訪れた。モンカヨラがGKへのバックパスを失敗し、ビニシウスJrがセルヒオ・エレーラと1対1を迎えた。しかしやや角度のないところにいたためGKの方が上手だった。一方、オサスナは43分にハイプレスの効果を発揮し、マドリード陣地でボールを奪った後にブディミールがシュートを打つがわずかに枠を捉えられなかった。
さらなるチャンス
後半は展開が変わり、よりハイテンポでプレーされ、チャンスが次々と生まれていった。そんな中、最初の決定機がすぐに訪れる。47分にロドリゴがペナルティエリア手前でパスを受けてボールを落ち着かせ、美しいカーブをかけたシュートを放つが、ポストをかすめていった。オサスナはブディミールのバックヒールショットで応戦したがクルトワにセーブされた。試合展開が完全に変わり、その4分後にビニシウスJrがモンカヨラを抜き去りセルヒオ・エレーラと対峙したが、GKはフェイントに引っかからず、ボールをキャッチした。
ビデオ.0-2:マドリードがエル・サダルで勝利
時間が経過し、オサスナが2本のロングシュートでチャンスを作り出した。62分にモイ・ゴメスが放った最初のシュートはポストを直撃し、続くモンカヨラのシュートはわずかに外れクルトワを驚かせることができなかった。続く74分、ビニシウスJrがここまでで最大の決定機を迎えたが、再びセルヒオ・エレーラと対峙するもゴールできない。しかしその4分後に0-1にする。ビニシウスJrのアシストを受けたバルベルデがPKスポットから先制点を記録した。
2戦連続のクリーンシート
ワールドチャンピオンが終盤、エル・サダルでゴールを守るのは難しいものになると思われたが、そうはならなかった。89分にビニシウスJrが決めたゴールはVARの指示によりオフサイドで取り消されたが、アディショナルタイムに下部組織出身のアルバロ・ロドリゲスがボールを奪ってアシストし、アセンシオが苦しみながら勝利した試合を締めくくった。
ムヌエラ・モンテーロ(アンダルシア州協会)、副審:サンチェス・ロホ、マルティネス・モレノ、第4審判:フェルナンデス・ブエルゴ、VAR:ゴンサレス・ゴンサレス(カスティージャ・イ・レオン州協会)