レアル・マドリードはホームでレアル・ソシエダと引き分けたが、迎えた好機の数とプレーぶりは勝ち点3にふさわしいものだった。アンチェロッティ 監督のチームは最後の瞬間まで勝利を目指したが、高いリズムで進む試合でレミロを破るには至らなかった。最初のチャンスは14分にビニシウスJr.が迎えた。ブラジル代表選手はボールを受けスベルディアを股抜きで交わしたがシュートは数センチ単位でゴールから外れた。アウェーチームの反撃は3分後で、イジャラの左足シュートはゴールポストをかすめた。
そこからハーフタイムまでチャンスはアンチェロッティ監督のものだった。32分、ゴール正面からクロースが狙ったシュートはレミロの素晴らしい横っ跳びに防がれた。そのあとベンゼマがビニシウスJr.とロドリゴとのコンビネーションを見せた。フランス人選手の左足でのシュートはアウェーチームの守護神が跳ね返した。
ビデオ.0-0: ベルナベウで引き分け
レアル・マドリードの攻勢はハーフタイム前に2つのチャンスを生み出した。まずはセバージョスでゴール正面から狙い澄ましたシュートはわずかに外れた。さらに決定的だったのが2回目でビニシウスJr.がこの日動きが冴え渡っていたレミロと1対1になった。ゴールキーパーは後半に入ってもアウェーチームを救う活躍を見せる。ベンゼマとビニシウスJr.のスペクタクルなコンビネーションから49分、ブラジル代表選手が左足でシュートしたがレアル・ソシエダのGKが足でブロックした。
レアル・マドリードは得点するに相応しかったが、レアル・ソシエダは60分久保のシュートで相手をヒヤリとさせる。ただクルトワのセーブが得点を許さなかった。11分後には再び我々のチームが好機を掴む。ビニシウスJr.がフリーでレミロへ迫りボールをふわりと浮かせたが、GKは好反応で防いだ。守護神はレアル・ソシエダで一番活躍した選手で、アンチェロッティ監督のチームはロスタイムまで勝利を目指し、より多くのものを得るだけのことをしたが、両チームは勝ち点を分け合う格好で終わった。
メレーロ・ロペス(アンダルシア州協会)、線審:マルティネス・セラーノ、メンデス・マテオ、第4審判:サンチェス・ビジャロボス、ビデオ・アシスタント・レフェリー:ハイメ・ラトレ(アラゴン州協会)