レアル・マドリードはスーパーカップ準決勝でバレンシアを破り、日曜にリヤドでタイトル連覇を狙う。アンチェロッティ監督のチームは39分にベンゼマのPKからの得点で先制した。ハーフタイムのあとリーノが同点に追いつき、PK戦へもつれ込んだが我らのチームがこれを制した。日曜の決勝にはベティス対バルセロナの勝者と対戦する。
試合開始から15分まで得点機の全てはマドリードが生み出したものだった。最初は開始5分。クロースが蹴ったCKにミリトンがヘディングシュートを放った。5分後バルベルデが相手のマークを外して走り込んだロドリゴへパスを送るもシュートはゴール上へ。14分に仕掛けたのはベンゼマ。フランス人選手はドリブルで相手3選手を翻弄したがシュートはゴールの枠を捉えなかった。その次のプレーでバルベルデがママルダシュヴィリの守るゴールの右サイドポストをかすめるシュートを放った。
ベンゼマがゴール
バレンシアは19分に反撃。クルトワがガヤのクロスのあとのカバーニのヘディングシュートを跳ね返した。マドリードは1-0とすべく仕掛けていたが、開始から30分の時点でビニシウスJr.がこれに限りなく近づく。中盤からスタートしティエリーを交わしてエリアへたどり着いたが、最後の瞬間でディフェンダーがブラジル代表選手のシュートをブロックした。アンチェロッティ監督のチームはその後も仕掛け続け、8分後に1-0のシーンが訪れる。ミリトンが自陣からスペースへ素晴らしい縦パスを送り、ベンゼマがボールコントロールするとエリア内へ入った。対応したキュマルトが反則で倒しPKが宣告された。フランス人選手はゴールから11メートルのキックをミスすることなく決め、自身にとってスペインスーパーカップ6点目を挙げた。
ビデオ.1(4)-1(3): スペインスーパーカップ決勝へ進出
バレンシアは後半開始早々に同点とした。ラトが右サイドからクロス、リーノが合わせて1-1とした。レアル・マドリードはすぐに反撃を仕掛け2度のチャンスを迎える。最初はママルダシュヴィリがロドリゴとのコンビプレーからのベンゼマのシュートを跳ね返し、次のプレーでナチョがクロース. の蹴ったCKからヘディングシュートを放った。ここから試合のリズムが落ち、88分までどちらのチームも好機を演出することが無かった。アンチェロッティ監督のチームは均衡を崩すべくベンゼマがヘディングシュートから得点を狙った。ロスタイムに入りバレンシアDFのクリアボールを拾ったビニシウスJr.がゴールエリアまで侵入したが、ママルダシュヴィリが得点を防いだ。
延長戦
スーパーカップ決勝進出を賭けてさらに30分のプレーとなった。マドリードは開始早々に決定的なチャンスを迎える。クロースがクロス、リュディガーが
ビニシウスJrへつなぎブラジル代表選手がシュートしたが、相手守護神が好反応で立ちはだかった。ママルダシュヴィリはエリア外からのクロースの右足ミドルにも対応し改めて主役を務めた（104分）。バレンシアは6分後にフラン・ペレスが相手ゴールへ迫ったがクルトワの素晴らしいセービングに阻まれた。延長戦の終了前にはアセンシオがフリーキックから得点を狙った。PK戦ではレアル・マドリードが勝者となり、スーパーカップ決勝への進出を決めた。
PK戦
0-1: カバーニ, ゴール.
1-1: ベンゼマ, ゴール.
1-1: キュマルト, 枠外.
2-1: モドリッチ, ゴール.
2-2: イライクス・モリバ, ゴール.
3-2: クロース, ゴール.
3-3: ギジャモン, ゴール.
4-3: アセンシオ, ゴール.
4-3: ガヤ, クルトワがストップ.
