レアル・マドリードはワールドカップ開催のためのリーガ中断を前にしたリーガ14節カディス戦で勝ち点3を追加した。我らのチームはサンティアゴ・ベルナベウでの2022年最後の試合に最高の形でファンとのお別れをした。ミリトンと、クロースのゴラッソによりカルロ・アンチェロッティ監督のチームは12月30日まで中断するリーガでの11勝目を確実なものにした。
マドリードはキックオフから試合を支配した。チュアメニがゴール正面から仕掛けた(2分)。続いてレデスマが、ビニシウスJr.とのコンビプレーのあとロドリゴが放ったシュートを阻んだ。カディスの反撃はエスピノが蹴った左足でのロングシュートで、ゴールバーをかすめた。
ロドリゴへの攻撃
試合の激しさは増し、28分にはファリがロドリゴに対する明らかな反則を犯したがソト・グラド主審はこれを見ておらず、VARもチェックせず、ビニシウスJr.がカディスのセンターDFに詰め寄る事態になった。なお両選手がイエローカードを受けている。マドリードは引き続き試合を支配し、40分にミリトンが1-0とする。クロースが逆サイドへ狙いすましたクロスを供給、フリーで攻め上がっていたブラジル代表DFがレデスマのゴールを破った。
ビデオ.2-1: ワールドカップ前の勝利
我らのチームはさらなるものを求め、ルーカス・バスケスが後半にアウトサイドキックでのシュートであわや得点のシーズンを迎えた。クルトワは53分、ソブリノとの1対1のシーンで動きの冴えを披露し、次のプレーでレアル・マドリード相手のゴールを脅かした。モドリッチ、ビニシウスJr.、ルーカス・バスケス、バルベルデが関与した素早いカウンター攻撃からウルグアイ代表選手がシュートしたが、ゴールへ迫っていたボールをイサが救った。
クロースのゴラッソ
マドリディスタスはカディスのゴールを包囲し、70分にクロースがリードを広げた。CKからドイツ人選手がエリア外でイサに当った後のボールを拾い、ダイレクトで右足を振り切るとレデスマを破った。ゲームのリズムは高まる一方で、79分にモドリッチはビニシウスJr.の突破からのラストパスを受け無人のゴールへ押し込むだけのシーンを生かすことができなかった。3-0となるべきところから、81分にルカス・ペレスのゴールで2-1に。しかし試合はその後動くことはなく、マドリードは勝利でベルナベウへ2022年のお別れの挨拶をした。
ソト・グラド(ラ・リオハ州協会)、線審:デ・フランシスコ・グリハルバ、アルバレス・フェルナンデス、第4審判:タラガ・ラハラ、VAR:ハイメ・ラトレ(アラゴン州協会)