レアル・マドリードは引き分けで史上35回目のリーガ優勝を決めることができたが、我がチームは満足することなく、エスパニョールを下してタイトルを獲得した。アンチェロッティ監督率いるチームは前半にロドリゴのドブレテ、後半にアセンシオとベンゼマのゴールでエスパニョールを破る素晴らしい試合を披露し、4節を残して35回目の優勝を決定した。
最初の決定的チャンスは13分のセットプレーからだった。セバージョスが入れたボールをカゼミーロがヘッドでファーポストに当て、続くマリアーノのヘディングシュートはポストを直撃した。その10分後、モドリッチの計ったようなクロスからマリアーノが再び主役となるも、ペナルティエリア内で放ったヘディングシュートはわずかに枠を捉えられなかった。我がチームはその後も相手ペナルティエリアに侵入し、30分過ぎにリードを奪った。ロドリゴがマルセロとペナルティエリア手前で連携した後、ボールを足元に置きながら数メートルドリブルし、右足で見事なゴールを決めた。
ビデオ.4-0 :リーガチャンピオン!
ベルナベウの観衆が選手たちを全面的にバックアップし、ハーフタイム前に2点目を奪ったが、スペクタクルなパフォーマンスを見せたのはまたもやロドリゴだった。43分にマリアーノがペナルティエリア付近でボールを奪うと、残りをロドリゴが完遂した。43分にペナルティエリア内に侵入してカブレラをかわし、ディエゴ・ロペスを欺きながらフィニッシュまで持ち込んだ。試合はロス・ブランコスが圧倒し、アディショナルタイムに3点目が入ってもおかしくなかったが、マルセロがペナルティエリア外から右足で放ったシュートはわずかにゴール右に外れていった。そして56分に追加点が生まれた。カマビンガが自陣でボールを奪い、数メートル前進してカウンターを開始し、そのアシストを受けたアセンシオが右足でディエゴ・ロペスを破った。
5大リーグを制覇した史上初の監督となったアンチェロッティは60分にベンゼマ、クロース、イスコを投入し、その10分後に4点目のゴールがあと一歩で生まれるところだった。素晴らしい連携プレーからのルーカス・バスケスのGKとの1対1はわずかに枠を外れた。さらに次のプレーでベンゼマのアシストからイスコがゴールを決めたが、主審はロドリゴのポジションがオフサイドと判断し無効とした。しかしベンゼマがゴールを逃すことはなかった。81分に今シーズンの素晴らしいゴール数をさらに増加させ、そのアシストを今季最高のパートナーであるビニシウスJrが務め、レアル・マドリードがリーガチャンピオンに輝いた。
ムヌエラ・モンテーロ(アンダルシア州協会) 副審:プリエト・ロペス・デ・セライン、マルティネス・モレーノ、第4審判:サエス・ビタル、VAR:エルナンデス・エルナンデス(ラス・パルマス協会)