レアル・マドリード・ファンデーション、ローレウス「Sport for Good Society」賞を受賞

レアル・マドリード・ファンデーションがローレウス世界スポーツ賞2022の受賞者のひとつとなった。Sport for Good Society部門では、1997年以降、スポーツを通じて世界中の社会と若者の発展を支援してきたレアル・マドリード・ファンデーションの活動が表彰された。レアル・マドリード・ファンデーションはこの部門最初の受賞者となった。

レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長はこの賞に対し次のように感謝を述べている。「レアル・マドリード・ファンデーションに贈られたこの賞は我がクラブにとって、そして我々が世界各地で行っている大きなチャリティー活動を誇りに感じている何百万人ものマドリディスタにとって大変名誉なことです。この賞は社会的弱者、特に社会的排除の恐れのある子供たちの生活の質を向上させることを唯一の目的とし、日々たゆまぬ努力を続けている全ての人々にとって大きな励みになります」

「私は常々、レアル・マドリード・ファンデーションが我がクラブの魂であり、レアル・マドリードを世界で最も愛され賞賛される機関にした全ての価値観を表していると話しています。スポーツの価値観を通じて社会をより良くするための活動が評価され、いち機関がローレウス賞を授与されるのは今回が初めてです。このエンブレムは決して諦めることなく、我々が最も必要とされる場所に存在し続けることを皆さんがご存知です」

バーチャル・アワード
バーチャル・アワードではレアル・マドリードの名誉会員であるラファ・ナダルがレアル・マドリード・ファンデーションへの表彰を担当し、「この賞はスポーツの価値観を生かし社会の改善に貢献した組織に贈られるものです。彼らはスポーツが体を動かすだけのものではないと考えています。受章者がスペインだけでなく、私が愛してやまないクラブに関係していることを嬉しく思います」と説明した。ブトラゲーニョ、ラウール、カシージャス、フィーゴがフロレンティーノ・ペレス会長に同行してこの授賞式に出席した。