レアル・マドリードがサン・マメスで勝利し、リーガ優勝は最終節に決まることになった。ジダン監督率いるチームと勝ち点2のアドバンテージがあるアトレティコだけに、次の土曜日、優勝を宣言できる可能性が残されている。レアル・マドリードはホームにビジャレアルを迎え、アトレティコはアウェーでバジャドリードと対戦する。
ビルバオでの最初のチャンスはレアル・マドリードに訪れる。27分、モドリッチの内側に曲がったクロスはベンゼマに到達する前にウナイ・シモンの手に収まった。その2分後、右サイドからのオドリオソラのクロスがペナルティエリア内でモルシージョの肘に当たりクリアされるも、主審がVARと話した後、PKの笛を吹かなかった。
ハーフタイム前最後のチャンスはアスレティックだった。43分にベレンゲルがFKを直接狙うも、わずかに枠を捉えられなかった。ロス・マドリディスタスはハーフタイム後、よりアクティブに臨み、チャンスを作り続ける。48分にモドリッチのCKからミリトンが頭で合わせるもゴール上を越えていき、その9分後にモドリッチがペナルティエリア外から放った強烈なシュートはウナイ・シモンの美しいダイビングセーブに阻止された。
ゴールが近づいたと思わた中、66分にモドリッチのCKからカゼミーロがヘディングシュートを放つも、クロスバーを叩いた。そしてその3分後、新たなCKで褒美を得ることになった。ボールがカゼミーロに届いた後、ゴール前に送ったボールをナチョが押し込んだ。それ以降、レアル・マドリードは手にしたアドバンテージを維持する方法を分かっており、アスレティックにわずか1回しかチャンスを与えず、83分のベスガのヘディングシュートは枠を外れ、その6分後にラウール・ガルシアの一発退場によりアスレティックは一人少なくなった。リーガ優勝は最終節に決定する。
サン・マメスでの勝利でレアル・マドリードはリーガ17戦無敗(12勝)をキープした。この素晴らしい流れは2月6日にウエスカでスタートし、リーガで3ヶ月以上負けていない。