レアル・マドリードは今季のリーガ優勝への執念を失っていない。ラモン・デ・カランサで行われたカディス戦で勝ち点3を獲得して無敗試合数を16に伸ばし。ジダン監督率いるチームは10分間で3ゴールを奪い試合を決めた。ベンゼマが2ゴールを決め、さらにオドリオソラのゴールをアシストして偉大な主役となった。
試合は力が拮抗した状態でスタートし、レアル・マドリードは23分にロドリゴがペナルティエリア内に入った際、ハイロにユニフォームを掴まれたことでPKを訴え、その7分後に先制点が訪れる。ビニシウスJrがイサに足を踏まれたプレーに対し、VARの指示を受けた主審のマテウ・ラオスがモニターで確認した後に笛を吹いたPKをベンゼマが決めた。フランス人FWにとってこれは、リーガでのキャリア11回目のPKでの得点となった。
その3分後、ナチョが敵陣でボールを奪い返した後、ベンゼマの左足のアシストから、オドリオソラがヘディングで追加点を記録した。オドリオソラは今季、チームで16番目の得点選手となった。そして40分、カゼミーロのクロスをベンゼマが完璧に頭で合わせてレデスマのゴールを破り、新たなドブレテを記録した。フランス人FWはリーガで35チーム相手にゴールを決めた最初の選手になり、リーガの歴史に名を残した。
3試合連続無失点
アウェーチームが成し遂げた素晴らしい前半を終え、試合は落ち着きを見せた。そして60分、ジダンはオドリオソラ、バラン、ビニシウスJrに代え、怪我から復帰したカルバハル、イスコ、アセンシオを投入する。さらにその14分後、ベンゼマとマルセロに代わり、マリアーノとデビュー戦となったミゲルが出場した。ほとんど相手にチャンスを与えなかったレアル・マドリードは堅固さを改めて示し、3試合連続無失点を達成した。勝利を成し遂げ、タイトル獲得に向け新たなファイナルについてすでに考えているチームは、今週土曜日にディ・ステファノでベティスと対戦する(スペイン時間:21時、日本時間:翌日4時)。
ラモン・デ・カランサでの勝利後、レアル・マドリードは16戦無敗をキープした。この素晴らしい流れは2月6日のウエスカ戦で始まり、ジダン監督率いるチームはそのうち12試合に勝っている。
カリム・ベンゼマはラモン・デ・カランサでドブレテを記録しただけでなく、リーガで対戦した35チーム相手にゴールを決めた最初の選手になり、リーガの歴史に名を残した。フランス人FWの記録に近いのはウーゴ・サンチェス(33チーム中33チーム)だけである。
マテウ・ラオス(バレンシア州協会)、副審:セブリアン・デビス、デ・フランシスコ・グリジャルバ、第4審判:ムエルセン・ムエルセン、VAR審判:デ・ブルゴス・ベンゴエチェア(バスク州協会)