マッチレポート | 06/11/2019 | Alberto Navarro
レアル・マドリードはブラジル人選手の3得点、ベンゼマの2点、さらにラモスの1点でガラタサライにゴールラッシュを展開- Champions League
- 4節
- 水, 06 11


チームの副将は4分に逆サイドのポストへクロス供給、新たにカナリア軍団の一員となった選手がその後を担当。相手選手二人がいる中で切り返して中央にボールを運ぶと左足で完璧なシュートを決めた。続いてはマルセロのクロスにヘディングで合わせたもの。これ以上ない形での滑り出しとなったロス・ブランコスだったが、意欲は衰えることが無かった。13分、ゴール正面のエリア境目でクロースがエンゾンジに踏みつけられていたことがVARで確認されツバイヤー主審がPKを宣告。ラモスが巧みなパネンカを決めた。
ベンゼマがディ・ステファノを凌ぎ、チャンピオンズリーグで歴代3番目の得点を誇るマドリディスタとなった(50点)
レアル・マドリードは試合の大勢を決したがさらなる得点を望み、45分に4点目が生まれる。非常に生き生きとした動きを見せたロドリゴがボール奪取、素早くゴール前へパスを送ると、ベンゼマがボールを押し込んだ。フランス人選手は62得点でチャンピオンズリーグ史上4番目の得点選手となった。5点目が決まってもおかしくなかったがムスレラは鮮やかな個人技の後アザールが放ったシュートをコーナーキックに逃れた。マドリディスタにとって前半唯一のネガティブなニュースはマルセロが筋肉の違和感でメンディと交代せざるを得なくなったことだった。
4試合連続の無失点
ハーフタイムを経ても試合展開に変わりは無かった。レアル・マドリードはベルナベウのファンを喜ばせ、点差を広げるためのチャンスを作り続けた。50分、カルバハルのクロスからベンゼマがシュートしたがゴール上へ。67分にはクロースがゴール正面から得点を狙ったがムスレラが防いだ。2分後コーナーキックからイスコがヘディングで角度を変えたが再びムスレラが得点を阻んだ。
ベンゼマがドブレテ
5点目が決まるのも時間の問題といった流れの中、81分にそれが現実のものになる。カルバハルのクロスをベンゼマが右足インサイドで押し込んだ。フランス人選手はディ・ステファノを抜いてマドリードの歴代3番目となるチャンピオンズリーグ得点を誇る選手となった(50点)。そしてロスタイムにはロドリゴがハットトリックを達成。ベンゼマとのコンビプレーから1対1となったムスレラを交わし決めたもの。終始試合を支配したマドリードにとって締めくくりを飾るにふさわしいものとなった。