マッチレポート | 07/08/2019 | Alberto Navarro | 写真: Víctor Carretero
ベルギー代表選手にとってマドリディスタとしての初得点によりチームが連勝、この試合でミリトンがデビューを果たした- 親善試合
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- 水, 07 8


レッドブル・アレーナでのレアル・マドリード初試合は激しいリズムとともに始まった。最初の得点機は10分にホームチームが迎える。しかしエリア内から南野が放ったシュートは枠外へ。マドリードはすぐに反撃。13分、マルセロのからボールはアザール、ベンゼマと渡りゴールエリアからシュートを放ったが、スタンコビッチが好セーブで防いだ
アザールが初得点
このプレーは次に繋がるものとなる。なぜなら6分後に教科書通りのカウンターからマドリードが先制するから。クルトワが起点となり、ベンゼマがアザールへ繋ぐとゴール正面から得点を奪った。ベルギー代表選手にとってレアル・マドリードでの初ゴールだった。レッドブル・ザルツブルクは27分、絶好の同点機を迎えたが無人のゴールを前に南野が放ったシュートは枠外へ飛んだ。
ミリトンがマドリード選手としてデビュー、カゼミーロは今季初試合
試合開始から30分を過ぎた頃にはレアル・マドリードだけがプレーしている格好となり、ハーフタイムを前に点差を広げるチャンスがあった。その中でも決定的だったのは39分のアザール、スピード溢れるカウンターでの場面だった。オンギュンに対して仕掛けたドルブルはスペクタクルなものだったが、その後の1対1でスタンコビッチが動きに冴えを見せた。2分後にはマルセロがクロス、イスコが合わせたがシュートはゴールの上を通り過ぎた。
手堅い後半の試合運び
ハーフタイムを経て、ジダン監督はデビューを果たしたミリトンとカゼミーロに替えてナチョとバルベルデを投入。フィジカル的に優位に立つホームチームは各ラインを高く保ち試合の主導権を奪回した。59分には同点機を迎えるも、あとはクルトワだけという状態でダカが放ったループシュートはゴールを捉えなかった。
試合は経過し、10分後にレアル・マドリードが追加点のチャンスを迎える。クロースのロングシュートからベンゼマがゴール逆サイドを狙ったシュートを放つ。しかしコロネウが好反応を披露した。ロス・ブランコスはコンパクトな陣形で戦いを進め、ボール支配はホームチームだったものの得点機は与えなかった。83分に点差を広げる好機が訪れる。ヨビッチが左足で鮮やかなキックを見せるも相手GKが再び輝きを放ちスコアは動かなかった。ジダン監督のチームはこれで2連勝。日曜日にはローマのエスタディオ・オリンピコで最後のプレシーズンマッチを戦う。