マッチレポート | 21/04/2019 | Alberto Navarro
レアル・マドリードはフランス人選手が再び披露したエキジビションで勝ち点3を獲得、なおベンゼマはチーム全8得点を決めている- リーガ
- 33節
- 21/04/2019


での4連勝を飾った。勝利は素晴らしい後半の戦いぶり、さらにカリム・ベンゼマが再び主役となり達成された。フランス人選手はこの日3得点、うち2点はヘディングで、最近5試合でチームが決めた8得点全てを記録している。
前半は両チーム得点がないまま終了、もっともレアル・マドリードはボールを支配し、またアウェーチームの守備陣の健闘により得点がなかった。最も決定的だったのは13分。アセンシオがニアサイドへクロス供給、ルーカス・バスケスがパスを送ると攻撃参加したマルセロがシュートしたがゴール上へ外れた。一方のアスレティックは決定機を演出するまでに至らない。唯一のシーンと言えるのは42分、ラウール・ガルシアのヘディングシュートだがケイラー・ナバスががっちりとこれを抑えた。
訪れた先制点
後半は激しい調子で始まり、47分に1−0になる。アセンシオがクロス、ベンゼマが頭で合わせた。フランス人選手は5試合連続得点となった。ロス・ブランコスはその後続けて2度のチャンスを迎え、点差を広げることが可能だった。モドリッチがボールを奪いクロス、マルセロがボールを進め、クロースがシュートしたが相手DFがブロックした。コーナーキックのあとアセンシオがクロス、マルセロがシュートを放ったがわずかにゴールの枠を捉えなかった。
ベンゼマは今季リーガでヘディングから8得点
レアル・マドリードはハータイムのあと早期の試合決着を誓いピッチに立っていたが、そのチャンスが56分に訪れる。クロースがサイドチェンジ、ルーカス・バスケスがパスを受け、後方へ展開。ベンゼマがゴール逆サイドを狙ったがポストをわずかに逸れた。しかし76分、フランス人選手は追加点をものにする。モドリッチが蹴ったコーナーキックに反応、エレリンが目測を誤った落下点にいち早く入ってヘディングシュートを決めた。これが最近5試合で7点目となった。
トドメの3点目
試合終了を前にした数分間はマドリードのファンを喜ばせる複数のプレーが生まれた。まずはブラヒムの高いテクニック。途中交代でピッチに立った後の87分にドリブルでレクエを翻弄、あとはゴールを守るエレリンだけとなったがアウェーチーム守護神のセーブで得点にはならなかった。2つ目はケイラー・ナバス。87分、ウィリアムスのシュートを防いだ。最後はロスタイムに入ってのベンゼマの得点。エレリンがクリアミスしたボールをベイルがパス、フランス人選手は相手GKが飛び出している状況を見定めると冷静にボールを無人のゴールへ蹴り込んだ。フランス人選手はハットトリックで自身のエキジビションを完結、今季の得点を30とした。