4-0: 代表ウィーク前にセビージャから大量得点

マッチレポート | 20/03/2016 | Alberto Navarro

ベンゼマ、C・ロナウド、ベイル、ヘセがゴールを決め、3月全勝で有終の美。

リーガ
30節
日, 20 3

サンティアゴ・ベルナベウ

レアル・マドリードは代表ウィーク前にセビージャに大量得点勝利し、3月全勝を達成した。セビージャ相手にこれ以上ない形で試合をスタートさせた。試合開始の笛からわずか6分後、ベイルが右サイドからクロスを送り、ベンゼマがエリア内でスペクタクルなダイレクトボレーで先制点を決める。スペクタクルなゴールを決めたフランス人FWは、怪我から復帰直後の試合だった。

スコアボードでリードしたマドリディスタは、10分後に得点差を広げるはずだった。ベイルのエリア付近からのシュートを起点としたプレー、リコが素晴らしいセーブを見せたが、ボールはゴールへと向かいポストに当たりCKに。同チャンスで、クリスティアーノ・ロナウドがヘディングで落としたボールをベイルがオンサイドで押し込んだものの、エストラーダ・フェルナンデスはオフサイドと判定しゴールを認めなかった。

ケイラーPKストップ
爆撃機のようなレアル・マドリード。チャンスを作り続け追加点に何度も近づく。22分にクリスティアーノ・ロナウドがライン際でコケを交わして強烈なシュートを放つが、セルヒオ・リコの好守に阻まれる。5分後、ケイラー・ナバスにスポットライトが当たる。バランがラミを倒してセビージャにPKが与えられる。ガメイロの11mからのシュートをマドリードの守護神はしっかりと反応し抑える。今夜もスタンドから大きなオベーションが送られたコスタリカ代表選手は、今季これでPK4本のうち3本をストップ。

ケイラー・ナバスは今季PK4本のうち3本をストップ。

それからハーフタイムまで、ピッチの上で存在感を示したのはレアル・マドリードだけだった。何度もアウェーゴールへと迫る手に汗握る試合。後半も同様の形でスタート。ホーム側の支配は時間が経つにつれ増していき、57分に追加点のチャンスを手にする。モドリッチがエリア内でレジェスに倒されPKが与えられる。だが、クリスティアーノ・ロナウドの11mからのキックは枠を外れていった。

バー直撃
ロス・ブランコスの攻撃の手は止まらない。60分、クロースのCKにベイルが誰よりも高い打点で頭を合わせるが、バーを直撃。2分後、セビージャに同点のチャンスが訪れる。ガメイロがゴールを決めるが、オフサイドの判定で取り消される。しかし、このゴールも取り消されたものの、オフサイドではなかった。だが、64分のチャンスに関してホームチームは逃さなかった。ダニーロのアシストからクリスティアーノ・ロナウドがネットを揺らす。リーガ得点ランキングでトップを走るポルトガル人FWの今季28得点目が生まれた瞬間だった。

BBCがそろい踏み
追加点の重圧から解放されたレアル・マドリード。わずか2分後にカウンターから、ベイルが得点。同ゴールで背番号11番は英国人のリーガ最多得点選手に。70分にヘセと交代した時、ウェールズ代表選手には大きな拍手が送られた。そして交代出場した下部組織出身FWは86分に得点。ロス・ブランコスは3月全ての試合で勝利を飾った。