マッチレポート | 14/02/2015 | Alberto Navarro
イスコのファインゴールとベンゼマの得点で、好戦的なデポルから勝ち点3を獲得。- リーガ
- 23節
- 土, 14 2


幸運に恵まれなかったチーム。その流れは続くかと思われた。22分、ベンゼマの折り返しはわずかにクリスティアーノに会わなかった。だが、アルベロアがそのボールを折り返しイスコにつなぐと、マラガ出身MFは落ち着いて頭を上げ、ゴール右隅にアルメリア戦同様のきれいな弧を描くシュートを放つと、ファブリシオの手の届かないサイドネットにボールは吸い込まれていった。
リーガ最多となる16回のポスト、バー直撃シュートをチームは放っている
前半最後、クリスティアーノ・ロナウドが主役となるチャンスがあった。ポルトガル人FWは37分、ルイシーニョを抜こうとするが倒される。だが、このプレーに関してエストラーダ・フェルナンデス主審はペナルティーと判断せず。しかしその6分後、クリスティアーノはエラシコでマヌエル・パブロの股を抜き去り、スタンドの観衆を立たせる妙技を見せた。
カシージャスのセーブ
後半も厳しい形でスタートする。前半、マドリードは2度ゴールの枠に当てゴールを決めることが出来なかったが、後半はデポルの番に。48分、ボルヘスのシュートは右ポストを直撃。2分後にはカシージャスが同点弾を防ぐセーブを見せる。リエラの決定的なヘディングシュートを守護神は搔き出す。
ルーカス・シウバがデビュー
そのプレーを合図に試合は壊れたものに。両チームとも相手ゴール前に迫り、アンチェロッティはルーカス・シウバをデビューさせる時が来たと考え、71分にイジャラに代えてピッチに送り出した。その2分後に2点目が生まれたが、全てがワンタッチのプレーだった。アルベロアから完璧なパスがクリスティアーノに出され、背番号7番が体を伸ばしてベンゼマにつなぐ。フランス人FWは左足でボールを浮かし、ファブリシオを交わすとボールはネットをゆらした。
レアル・マドリードにとって大事な勝利。ロス・ブランコスは首位をキープしただけでなく、リーガのタイトル争いをするチームにプレッシャーをかけることに成功した。そしてCLの戦いが戻ってくる。水曜日、フェルティンス・アレーナでシャルケ04を相手に王座防衛の戦いが再スタートする。