マッチレポート | 22/02/2015 | Alberto Navarro (Elche) | 写真: Ángel Martínez
ベンゼマとロナウドのゴールでレアル・マドリードがエルチェに勝利、リーガ2位との差を4ポイントに広げる。- リーガ
- 24節
- 日, 22 2


前半得点はなかったものの、レアル・マドリードが勝利を望んでいることに疑いの余地はなかった。クリスティアーノ・ロナウドとベイルが非常に積極的な動きでボールを完全に支配。シュートの精度が今ひとつだったこととティトンのファインセーブが、試合開始から30分の間マドリディスタの得点を阻んでいた。
最初の得点チャンス
最も決定的だったのは4分のプレー。ベンゼマがアルバカルのパスミスを奪いバロンドール選手にパス。ロナウドはこれを受け取りヒールキック。ボールはポストに当たり、相手キーパーがわずかなところで触れることで失点を防いだ。そのあともアウェーチームが相手ゴール前に迫ったが、11分にベイルとの1対1や3分後のクリスティアーノ・ロナウドのゴール前からのシュートを止めるなど、ティトンの好守が光った。
チームは3試合連続の無失点
ポルトガル人選手は19分にも得点するチャンスがあったが、ウェールズ人選手のパスからPKスポットのところで放ったシュートはゴールを捉えなかった。エルチェは襲いかかる脅威をなんとか凌いでいたが、開始から30分が経過したところで試合はおとなしくなる。再び動きが出たのが39分、ベイルがセンタリング、ベンゼマがオーバーヘッドからゴールネットを揺らしたが、イグレシアス・ビジャヌエバ主審はフランス人選手がオフサイドだったとして得点を取り消した。
ベンゼマがカギをこじ開ける
前半レアル・マドリードに足りなかった運は、先制点の場面で訪れた。56分、イスコが中盤でボール奪取、マルセロがクリスティアーノ・ロナウドとコンビプレー。ポルトガル人選手は天才的なプレーで相手を惑わしエリア内に侵入、PKポイントへセンタリングした。ロンバンがベンゼマより先にボールにたどり着いたが、クリアボールがティトンに当たりフランス人選手のゴールにつながった。
それまでのロス・ブランコスの戦いぶりに相応しい得点のあと、決着のプレーとなったのが69分。ボールコントロールしたイスコが左足でセンタリング。クリスティアーノ・ロナウドがその後のプレーを担当。力強いインパクトでのヘディングシュートを決めた。ティトンが身を投げ出してセーブにかかったものの及ばず。ポルトガル人選手はドブレテの好機もあったが、72分のフリーキックはゴールマウスから数センチ逸れた。あとはレアル・マドリードの守備陣が仕上げ。3試合連続の無失点でバルセロナに4ポイント、アトレティコに7ポイントの差をつけた。