マッチレポート | 01/10/2014 | Alberto Navarro (ソフィア)
7試合連続となるクリスティアーノ・ロナウドとベンゼマのゴールが、モチベーションの高いルドゴレツ相手に勝利をもたらす。- チャンピオンズリーグ
- 2節
- 水, 01 10


マドリードは6分先制点を許した。マルセリーニョはCKでゴールを決めチームをリードし、ルドゴレツ史上最高のストライカーになった。その4分後にはマドリードが同点ゴールを決めるチャンスを得る。チチャリートがペナルティエリア内で倒されるも、クリスティアーノ・ロナウドのPKはストヤノフに予測されセーブされる。
同点ゴール到来
ホームチームは自分たちの持つアドバンテージを自覚し、後方を固めていた。一方、レアル・マドリードは同点ゴールが訪れるまで、毎回、明確にチャンスを作っていった。25分にはイスコがペナルティエリアの30mのところからプレーを開始し、相手をかわしてクリスティアーノへとパス。
スペクタクルなヒールフェイントで相手をかわし突破したポルトガル代表選手は、ペナルティエリア内でシュートを放とうとした瞬間に倒される。次は失敗することなく前回のPKを償い、全ては再び振り出しへと戻った。
クリスティアーノ・ロナウドは7試合連続ゴールを記録した。
チチャリートに2度のゴールチャンスがあり、ハーフタイムへと突入した。32分にマルセロが上げたクロスをメキシコ人選手は誰よりも高く飛びヘディングシュートを放つも、ストヤノフがキャッチ。より決定的なチャンスは次のプレーだった。ラモスのプレーが起点となり、マルセロがプレーを続け、イスコがペナルティエリア内でのプレーを試みてチチャリートへとアシスト。しかしそのシュートは相手ゴールをわずかに外れた。
ハーフタイム後の数々のチャンス
ソフィアでの後半は活気に満ちあふれてスタートした。2分後にはクリスティアーノ・ロナウドが拮抗を破るところだった。ペナルティエリアへ向かい左足でのシュートは逆サイドへとそれていった。さらに決定的だったのは52分のベイルと56分のチチャリートのもの。イスコはニアサイドへとFKを蹴り、ウェールズ代表選手はニアポストで相手DFの前に出てヘディングシュートを放つも、ストヤノフにゴールラインでキャッチされる。
ベンゼマ投入
次のチャンスはこのチームの習慣となっている驚異的なカウンターからだったが、メキシコ代表選手のゴールエリアでのシュートは枠をとらえなかった。ロス・ブランコスには運がなく、68分に再びトライ。チチャリートに代わったベンゼマが見事なパスを出し、それをコントロールしたロナウドはストヤノフを打ち勝つ。しかし驚異的な形で現れたモティにゴールライン上でクリアされた。
だが77分は同じ展開にはならなかった。マルセロが左サイドからクロスを上げ、ベンゼマがエレガントなボレーでマドリードをリード。マドリディスタは難しく思えた試合に変革を起こしたフランス代表選手のおかげで逆転に成功した。ヨーロッパチャンピオンはアウェーゲーム初勝利を挙げ、グループB首位をキープした。