マッチレポート | 18/10/2014 | Alberto Navarro
新たなドブレテにより開幕から8試合で15ゴールを決め、71年前の記録を破る。チチャリート、ハメス、イスコのゴールが勝利を完璧なものに。- リーガ
- 8節
- 土, 18 10


アウェーチームの次のチャンスで得点は動いた。クロースのパスをライン間で受けたチチャリートがフアンフランと競り、エリア内で明らかなファールで倒される。13分、クリスティアーノ・ロナウドがPKを決め、リーガ14点目を記録。すべてはレアル・マドリード優勢を示していたが、26分、レバンテのCKからペナルティスポットにいたカマラサのボレーシュートで危うく同点弾が入るところだった。しかし、モドリッチが運よくゴールライン上でクリアし、チームの危機を救う。
クリスティアーノ・ロナウド、レアル・マドリードで9試合連続ゴールを記録。
時間が経つごとに、レアル・マドリードはさらに快適にプレーするようになっていた。最小限のアドバンテージでハーフタイムに向かっていたが、38分には点差を拡げる。ペナルティスポットにフリーでいたチチャリートがハメスのクロスを頭で合わせて得点。メキシコ代表選手は先制点となったPKを誘発し、チームの2点目も決めるなど前半、目覚しい活躍を見せた。
ゴールラッシュを締めくくる3つの芸術的プレー
3点目により近づいたのは後半開始時にレバンテが引いた時だった。54分、エリア外で相手2人をかわしたイスコがプレーの起点となり、レバンテ守備陣の裏に絶妙なパスを送る。クリスティアーノ・ロナウドはボールが落ちる前にシュートを放つも、GKマリーニョが素晴らしい反射神経を披露しセーブした。
その7分後、シウタ・デ・バレンシアでのプレーを楽しんでいたマドリディスタは3点目を記録。その主役たちは同じだった。イスコがボールを奪いカウンターを開始。カマラサをスピードでかわしクリスティアーノ・ロナウドへパス。クリスティアーノ・ロナウドはボールを受けるとエクトル・ロダス、フアンフランとかわし、マリーニョを打ち破った。このゴールでポルトガル代表選手はリーガ第8節時点でのプリメラ最多得点記録選手となった。スペクタクルなゴールで、70年以上さかのぼり最高の形で記録を塗り替えることに。ロナウドは記録を破り続ける。
すでに勝負はついていたが、レアル・マドリードはさらなるゴールを求め、4点目を奪取する。66分、クロースはペナルティエリア30mのところでパスを受け、ハメスが裏に抜けるのを見逃さなかった。ボールを相手DFの裏に通し、コロンビア代表選手はエリアにさしかかったところでボールを胸でコントロール。ボールが落ちる前にシュートを放ちマリーニョを破った。5点目はイスコが記録。82分、エリア外からの素晴らしいシュートで最良のゲームを締めくくった。ロス・ブランコスは新たなゴールラッシュ、そして2試合連続無失点で終え、メドゥランが公式戦デビューを果たした。重要な週に立ち向かう前に、これ以上の結果を求めることはできない。先にはアンフィールドでのリバプール戦、ホームでのバルセロナ戦が待っている。チームのプレーレベルを測ることになる2つの対戦相手だ。