3-0：レアル・マドリード、決勝への偉大な一歩

レアル・マドリードは国王杯準決勝第1戦でアトレティコに勝利し、2年連続決勝進出に向け大きな一歩となった。この勝利はインスーアに当たりクルトワの意表を突いたペペのシュートに始まった。他の2ゴールは輝きを放った後半に訪れている。それはディ・マリアのアウトサイドの素晴らしいパスを受けたヘセ、ミランダに当たったシュートを放ったディ・マリアのものだった。ロス・ブランコスは2014年無敗、そして国王杯無失点を続けている。

レアル・マドリードが再び国王杯決勝に再び進出するまで2試合に迫っていたが、その目的を達成するのは簡単ではなかっただろう。対戦相手は同大会チャンピオンでリーガ首位のアトレティコ。しかし第1戦の立ち上がりは期待感を漂わせた。実際、最初の10分間はホームチームがコンスタントに攻め、3つのコーナーキックを奪い、その7分後にはゴールが訪れた。ペペが勇敢にゴール正面からシュート。そのボールはインスーアに当たりクルトワの意表を突いた。

ロス・ブランコスはリードを奪ったものの、それを守ることなく追加点を狙いにいった。32分には絶好のチャンスがあり、さらに2回のチャンスが訪れた。ヘセのシュートをクルトワが弾いたボールがモドリッチの足下に落ちボレーを放つも相手GKの手に収まった。前半最後のゴールチャンスもマドリディスタが掴んだが、42分のクリスティアーノ・ロナウドのシュートは枠を捉えなかった。

もし前半立ち上がりがホーム優勢だとしたら、後半もひけを取らなかった。57分のヘセのシュートでその傾向はさらに強まった。このカナリア出身選手は右足のつま先で合わせ3戦連続となるゴールでクルトワを破った。しかしこのゴールの功績はディ・マリアのアシストに依るところが大きい。左足のアウトサイドのパスでゴディンの股を抜き相手DFの意表を突いていた。

72分、アトレティコはゴディンのヘッドで点差を縮めるところだったが、ゴールラインにいたモドリッチにクリアされた。その1分後にはレアル・マドリードに3点目がもたらされる。ディ・マリアが中盤でボールを奪いフアンフランに向かう。その後、このアルゼンチン人選手は相手のカットを拾いシュートを放った。このシュートはミランダに当たり別方向に飛びクルトワを超えていった。マドリディスタはこのトーナメントを順調に進み、国王杯2年連続決勝進出に向けての大きな一歩となっている。