ビリュコフ

ビリュコフ

1984 - 1995

  • フルネームホセ ビリュコフ
  • 出身地
  • 生年月日03/02/1963
  • フルネームホセ ビリュコフ
  • 出身地
  • 生年月日03/02/1963

「チェチュ」の愛称で知られたクラブ史上屈指のシューター。ロシア人の父親とバスク人の母親の間に生まれ、もとはソ連国籍だったため、外国人選手枠の関係でレアル・マドリードへの移籍を阻まれる。その後1年をかけてスペイン国籍を取得し、正式加入を果たした。在籍した11シーズン、この1年の遅れを補って余りある活躍を見せ、攻撃の主力としてチームを牽引。アウトサイドショットの正確性と、ゴールに向かうペネトレイト能力の高さを兼ね備えていた。
 
ジュニア時代には、サボニスやベロステニと共に、ソ連における最も有望な若手選手として将来を嘱望されていた。ソ連代表としてジュニアレベルで70試合、シニアチームでも親善試合に22戦出場。その活躍がレアル・マドリードの耳に入り、スペイン国籍の取得に向けた手続きが始められた。その後はスペイン代表チームに加わり67試合でプレ-、結果的にソ連代表での出場試合数を上回った。
 
マドリードでは多くのタイトルを獲得、なかでも1995年にはユーロリーグで優勝、引退前のラストシーズンを飾った。リーガACBでの1試合平均得点数は13.1ポイント、スリーポイントショットの成功率は40%。弧を描くことなく、ストレートにゴールを目指す独特だが効率の良いショットで知られただけに、この成功率は特筆すべきものだ。

経歴

  • ユーロリーグ(1995)
  • リーガACB(1985、1986、1993、1994)
  • 国王杯 (1985、1986、1989、1993)
  • 欧州カップウィナーズカップ (1989、1992)
  • コラッチカップ(1988)