Eleventh Spanish Super Cup!
レアル・マドリードがジッダで行われたアトレティコとの決勝で0-0で引き分けた後のPK戦の末(4-1)にタイトルを獲得した
レアル・マドリードがジッダ(サウジアラビア)でのアトレティコ戦でシーズン初タイトルとなる通算11回目のスペイン・スーパーカップを勝ち取った。試合は得点がないまま延長戦を終え、ミラノでのチャンピオンズリーグ決勝のようにPK戦で決着をつけることになった。そして当時と同じく11メートルからの勝負でマドリードが相手を上回った。
2チームはダービーを制すことがタイトルを手にするという状況を分かった上で非常に集中して試合に臨んだ。序盤は拮抗した展開に。.カゼミーロが最初のシュートを放ち、モドリッチが8分にコーナーからのコンビネーションプレーで得点を狙ったが、ともにオブラクに阻まれた。5分後、ジョアン・フェリックスがエリア外からシュートしたが、試合が進むにつれてマドリードがボールコントロールを強め、アトレティコは守りを固めて行った。
相手を上回るマドリード
ロス・ブランコスは良い時間帯を過ごしている時に右サイドからのクロスで相手エリアへ攻め込んだ。メンディが左サイドで個人技から突破を計ったあとシュートで相手GKをひやりとさせた。30分を過ぎてからハーフタイムまでマドリードは3本のコーナーキックを得てイスコとカゼミーロが際どい形で得点を狙った。 ヨビッチは後半最初のチャンスで主役になった。まず50メートル走り込んで敵陣に攻め込み、51分には左足のシュートがゴールポストの横スレスレに抜けた。
ジダン監督はイスコに替えてロドリゴを投入(60分)し、より決定的な場面が訪れる。ブラジル代表選手とヨビッチのコンビプレーでゴールエリア内へ侵入、バルベルデが得点を狙ったがオブラクを破ったもののゴールにはならなかった。クルトワもチームのピンチで存在感を発揮。試合終了10分前にモラタのシュートを防いだ。終盤に決定的な場面を迎え緊張感が高まったが、マドリードは決して攻撃の手を緩めることはなかった。途中出場したばかりのマリアーノが89分にヘディングシュート、ロスタイムにはロドリゴがシュートを放ちオブラクに抑えられた。
延長戦
クロースが長距離から得点を狙った(99分)一方、ロヒブランコスは2度のコーナーキックから相手を脅かした。試合は出入りの激しい展開になり、109分にはモドリッチ、マリアーノと連続で迎えたチャンスをオブラクが阻んだ。バルベルデが、モラタとクルトワの1対1の場面を阻むべくファールを犯し退場処分になった。こうしてPK戦に突入。ジッダではミラノの時と同じくマドリードが11メートルでの戦いを制した。
PK戦
1-0 カルバハル(ゴール)
1-0 サウール(ポスト、失敗)
2-0 ロドリゴ(ゴール)
2-0 トーマス(クルトワがストップ、失敗)
3-0 モドリッチ(ゴール)
3-1 トリッピアー(ゴール)
4-1 ラモス(ゴール)