ポジション：左ウインガー
出場試合数：公式戦60
通算得点数：4
 
兄弟のエウロヒオと共に最初にレアル・マドリードに入団したアルゼンチン人選手。現在でもその銅像がファーストチームのドレッシングルームに飾られている。素早く器用な左ウインガーは、エアソ・サン・セバスティアンでそのキャリアをスタート。17歳の時にも折しも世代交代が進行中だったチームに加わった。
コママラ、サウラ、ベルナベウ らが在籍したチームに彼が加わったことで、マドリードはチームとしての質を大幅にアップ。地方選手権で3度優勝すると、1917年には決勝でアレナス・クラブを倒し、欧州チャンピオンズカップを獲得した。
当時のチームで中心的な役割を担い、マドリディスタの最初のスターの座につく。巧みなボール捌き、優れたゲームビジョンがクラブ初期のファンを魅了した。
マドリード退団4年後にサン・セバスティアンで息を引きとり、スペインサッカー界を涙させる。同じくマドリディスタのスター、 マチンバレーナ の死も重なり、クラブは両選手を記念する銅像を制作した。1922年2月26日死去。マドリードから退団して4年後のことだった。その死はスペインサッカー界に衝撃を与えた。同じく亡くなったもう1人のマドリードの象徴マチンバレーラとあわせ、クラブは記念の像を建てた