ポジション：GK
出場試合数：公式戦454
スペイン代表：7試合

捕食動物的な俊敏さを持ち、レアル・マドリードのゴールを11年間守る。セビージャでセンセーショナルなパフォーマンスを挙げたのち、ラモン・メンドーサ に注目され、レオ・ベーンハッカー監督 率いるチームへの入団が決まった。やがてはその活躍により、「スペインサッカーのゴールはブジョによりしっかりカバーされている」と言われるまでに至る。
 
適応期間もほとんど必要とせず、入団初日からレギュラーとしてプレー。オチョトレナやアグスティン らをベンチへ追いやった。成功が訪れるまで時間はかからず、最初のシーズン（1986-87）から過酷なプレーオフの末、リーガ優勝を遂げている。
 
クラブ史に残る「キンタ・デル・ブイトレ」、またはウーゴ・サンチェスに代表される「キンタ・デ・マッチョス」のチームの一員となり、スペインサッカー界をリード。2年連続で準決勝敗退した欧州タイトルの獲得だけが、心残りとなっている。
 
エル・ブランコで454試合に出場し、その間、ゴールの守りに不安のなかったマドリードは13タイトルを獲得。クラブでの働きを評価され、スペイン代表にも招集された。