ビセンテ・ラモス

ビセンテ・ラモス

1968 - 1978

  • フルネームビセンテ ラモス
  • 出身地
  • 生年月日18/03/1947
  • フルネームビセンテ ラモス
  • 出身地
  • 生年月日18/03/1947

「チームの道しるべ」

スペインバスケットボール史上最高のポイントガードの一人。愛するレアル・マドリードで成功に満ちたキャリアを送った。リーガACBのタイトルを9度、国王杯を7度掲げたほか、欧州チャンピオンズカップを2度、世界クラブ選手権を3度制覇している。
 
欧州チャンピオンズカップのTUS 04レバークーゼン戦でのプレーは、ファンの間で語り草になっている。レバークーゼンがベースラインからボールを入れると、ビセンテはボールをスティールしようとダイブ。この必死のプレーがマドリードの得点につながり、ビセンテの献身的姿勢を物語る好例として伝えられるようになった。
 
スペイン代表として109試合に出場。マドリードで10シーズンプレーし、激しいディフェンスと知性によって最初にペドロ・フェランディス、次にロロ・サインス)の下でエル・ブランコの黄金期を支えた。カブレラ、コルバランと形成した再現の非常に難しいポイントガードトリオは、マドリードとスペイン代表チームの成功の象徴だった。
 
紛れもないチームプレーヤーだが、数々の個人タイトルも獲得。1970年に欧州最優秀ポイントガードに選ばれると、1972年にはスポーツ高等評議会からスポーツ功労賞銀メダルを授与された。まさにこのクラブのレジェンドと呼ばれるにふさわしい存在だ。

 

経歴

欧州チャンピオンズカップ(1974、1978) 
世界クラブ選手権(1977、1978、1979)
リーガACB(1969、1970、1971、1972、1973、1974、1975、1976、1977)
国王杯(1970、1971、1972、1973、1974、1975、1977)
ユーロバスケット、銀メダル(1973)