アーラウカス

アーラウカス

1992 - 1998

  • フルネームジョセフ・ジョン アーラウカス
  • 出身地
  • 生年月日19/07/1965
  • フルネームジョセフ・ジョン アーラウカス
  • 出身地
  • 生年月日19/07/1965

「皇帝のベストパートナー」

歴代のレアル・マドリード所属選手の中でも屈指の得点力を誇る、オールラウンドプレーヤー。予測のつかない動きが持ち味のパワーフォワードで、バスケットボール選手に必要な資質をすべて兼ね備えていた。ドリブル、パス、ミドルレンジからのショットで高い能力を発揮。ゴールに背を向けたショットやカウンター攻撃に持ち味を見せた。アルビダス・サボニスとのコンビで攻撃を担い、1993年から1995年にかけて、マドリードをスペインおよび欧州のバスケットボール界のトップに押し上げた。
 
NBAのサクラメント・キングスで1シーズンを過ごしたのち、大西洋を渡ってまずはイタリアのユベカセルタでプレー。スペインのカハ・デ・ロンダを経て、タウグレスで貪欲なスコアラーとして頭角を現す。1993年にはその活躍がマドリードの目に留まり、前年マドリードに加入していたサボニスのパートナーとしての役割を期待されることに。移籍後は、サボニスとの強力なコンビでリーガACBを制覇、1995年にはオリンピアコスを倒してユーロリーグのタイトルも手にした。
 
続く1996年のあるゲームにより、そのレジェンドとしての地位は揺るぎないものになる。バックラー・ボローニャとのこの一戦で、アーラウカスは63得点をマーク。2ポイントショットの成功率は24/28、フリースローの成功率は15/18と、圧倒的な得点力を見せつけた。これは当時のユーロリーグ新記録であり、欧州バスケットボール界を戦慄させる圧巻のパフォーマンスだった。マドリードでは1998年1月の試合が最後の出場となり、その数カ月後にはスペインを去ったが、通算得点は7547と、当時のリーガACBで歴代4位の記録を残した。

経歴

  • ユーロリーグ(1995)
  • リーガACB(1994)
  • 欧州カップウィナーズカップ(1997)
  • イタリアカップ(1988)