クラシコで逆転劇、首位のリードは11ポイントに

3 -2

Real Madrid

完了

Barcelona

91分のベリンガムの決勝点がレアル・マドリードに勝利をもたらした。その前にはビニシウスJr. とルーカス・バスケスのゴールで2度同点に追いついていた

クラシコで逆転劇、首位のリードは11ポイントに
レビューRodrigo Salamanca写真:Helios de la Rubia, Antonio Villalba, Víctor Carretero y María Jiménez

レアル・マドリードがエル・クラシコでの逆転劇を演出、ファンに改めてサンティアゴ・ベルナベウでの素晴らしい夜をプレゼントした。マンチェスターでチャンピオンズリーグ準決勝進出を決めたあと、アンチェロッティ監督率いるチームは再びそのDNAを披露、2度に渡ってリードを許したあと試合をひっくり返した。ビニシウスJr.、ルーカス・バスケス、そしてベリンガムが挙げた91分の決勝点が我らのチームに勝利をもたらし、リーガ閉幕まで6節を残す段階でロス・ブラウグラナスに対して11ポイントとリードを広げた。バルセロナはハフィーニャが蹴ったCKからクリステンセンがヘディングで合わせ早々に先制した(6分)。マドリードの反撃は間も無く訪れ、11分後にあわや1-1とする。チュアメニがエリア内へ浮き球を供給、モドリッチが頭でつなぎビニシウスJr.の右足シュートはゴールの枠をとらえなかった。そのすぐ後に再びブラジル代表選手がゴールを狙う。クロースが蹴ったFKをヘディングしたがシュートは外れた。

ビニシウスJr.の同点弾
マドリードは同点を狙って攻め続け18分に成し遂げる。ルーカス・バスケスがエンドラインまで攻め込みドリブルでカンセロを交わしたあとクバルシに倒された。ビニシウスJr.がPKを決め1-1とした。カタルーニャ州のチームは再びCKから反撃(28分)。ラミン・ヤマルがアウトサイドで合わせてルニンがゴールライン上でクリア。VAR裁定のあとボールが完全にゴールラインを越えていないと判断された。前半最後にはモドリッチが得点チャンスを迎える。ロドリゴ、ベリンガム、バルベルデ. との華麗なコンビネーションのあと生まれた好機で、クロアチア代表選手のシュートはテア・シュテーゲンが防いだ。

ハーフタイムのあとも試合のシナリオに大きな変化はなく、互いが仕掛ける展開が続いた。最初はラミン・ヤマルでインフロントキックでのシュートはルニンに対する大きな問題にはならなかった。すぐあとベリンガムがゴール正面から左足で狙ったが敵GKが止めた(50分)。5分後イングランド代表選手が走り込んだビニシウスJr.へ素晴らしいパスを通したがシュートは外れた。69分には厳しい状況に。エリア内でルニンが弾いたボールをフェルミンが押し込み勝ち越し点を決めた。

ベリンガムが新たな逆転劇を演出
マドリードは一瞬たりとも疑うことなくわずか4分後に追いつく。バルベルデが中盤でプレーの起点となり逆サイドのビニシウスJr.へ鋭いクロス。そこに現れたのがルーカス・バスケスで、走り込み右足のダイレクトシュートで2-2とした。ブラジル代表選手は78分、再び得点機の主役を務めた。ルニンが素早くプレーを始め、相手守備陣の背後へボールを送りブラジル代表選手はペドリに走り勝ち、テア・シュテーゲンと1対1となったが防がれた。しかしすっかり慣れてしまったがレアル・マドリードはその死力を尽くし、ベリンガムが91分に決勝点をマーク。ルーカス・バスケスの素晴らしいクロスに逆サイドで合わせた。我らのチームはさらにリーガ優勝に近づいた。