レアル・ソシエダ-レアル・マドリード:サン・セバスチャンでリーガを賭けた要求度の高いゲーム

首位チームは国内リーグ閉幕まであと6節のところでバスク州チームの本拠地に乗り込む(スペイン時間:金曜21時、日本時間:土曜4時)

レアル・ソシエダ-レアル・マドリード:サン・セバスチャンでリーガを賭けた要求度の高いゲーム
プレビューRodrigo Salamanca

エル・クラシコでの勝利とチャンピオンズリーグ準決勝進出を決めた完璧な1週間のあと、レアル・マドリードが通算36回目のリーガ優勝まで残っている6試合のうちの最初の戦いに臨む。今夜の対戦相手はレアル・ソシエダ(スペイン時間:21時、日本時間:土曜4時)。レアレ・アレーナで勝利を挙げれば首位としてのリードを維持し、タイトル獲得に少し近づくことになる。

今回の一戦は、アンチェロッティ監督のチームが突出した形で宿題をやり終えた4月の5試合目となる。ここまで最後の戦いはベルナベウでのバルセロナ戦で、新たな逆転劇で逆境を乗り越えてみせた。その大きな要因は両方のピッチでの確かな働きぶりで、我らのチームはリーガ最多の70得点と最少失点(22点)を誇っている。

「リーガ優勝まで勝ち点7で、できるだけ早くそれを得なければならない」とアンチェロッティ監督はレアル・ソシエダ対レアル・マドリードを前にした記者会見で話している。指揮官は怪我のクルトワ、アラバに加えメンディベリンガムを戦力として計算できない。招集メンバーに入っているのはビニシウスJr.で、リーガの最近5試合で6得点と好調期を迎えている。

レアル・ソシエダ
イマノル・アルグアシル監督が率いるチームは前節終了時点で13勝12分け7敗のリーガ6位。バスク州のチームは5戦連続負けなしで、地元ファンを前に来季の欧州大会出場権を得る位置の維持を目標としている。大会でのチームの得点源は9点のオヤサバル、そして前マドリディスタの久保(7点)となっている。