試合リポート
2009 07 31
Arancha Diaz
レアル・マドリードとユベントスの対決で、親善の意味合いはあまり求められない。こういうタイプの試合では、選手達は勝利以上のことをかけている。どちらが優れているかを決める戦いだ。夏のトーナメントであっても競争意識は弱まらず、クオリティーと見ごたえが保証される試合だ。そしてサンチェス・ピスファンでは、そういう対戦が繰り広げられた。レアル・マドリードが見事な攻撃プレーを展開、ユベントスは堅い守備とカウンターアタックで、プレシーズン最高の試合の1つとなった。クリスティアーノ・ロナウドがPKで、カンナバーロとサリハミジッチがユベントスのゴールを挙げた。
試合は両チームともつかみどころのないプレーでスタートするも、ユベントスがカンナバーロのゴールで早々と先制点を挙げる(3分)。イタリア人選手は、デル・ピエロのFKに頭を合わせてゴール。レアル・マドリードはアタックする以外に選択肢はなく、1分も待たずに、ベンゼマが右ウィングを切り込みクロス。クリスティアーノ・ロナウドのシュートはブッフォンに直撃する(4分)。
レアル・マドリードは組織だった攻撃と真剣な守備で、1点目を目指す。ベンゼマがグラネロ、クリスティアーノ・ロナウドと三角パスでチャンスを開けるが、結局ユーベの守備に遮断される(7分)。グラネロのパスから、メッツェルダーに得点機があった(18分)。その直後に再びグラネロが、エリア内のラウルへパスを送りスタンドを盛り上げる。キャプテンはターンから枠内シュートを放つが、ブッフォンがボールをコーナーへ送る(21分)。ユベントスは守備に専念し、カウンターで2点目を狙う。そのカウンターからアマウリのシュートでエル・ブランコに危うい場面が訪れるも、メッツェルダーがゴールラインでボールをクリア(24分)。
前半、レアル・マドリード最高の攻撃は、クリスティアーノ・ロナウド、ラウル、ベンゼマ、グラネロのコンビネーションからだった。クリスティアーノはゴール正面でカンナバーロと奮闘した後、エリア内のラウルにパス。キャプテンはゴールエリアでグリゲラにタックルを受け、ペナルティーに。ロナウドがしっかりPKを決め、試合を振り出しに戻す(40分)。
後半は、前半と全く同じ展開でスタート。デル・ピエロのコーナーキックからサリハミジッチがヘディングでゴールへ突き刺し、再びユベントスがリード(49分)。レアル・マドリードは諦めることなく、クリスティアーノ・ロナウドがエリアまで切り込み、ラウルへボールを送る。キャプテンはシュートを放つが、ボールはポストに直撃(50分)。エル・ブランコが試合を支配するも、ゴールチャンスは報われず。プレシーズン始めで重なる試合による疲労で、後半、試合のペースは落ち、ゲームは中盤で展開。エリア外からの2度の強烈なシュートで、ベンゼマに同点のチャンスがあったが、どちらも枠外へ。
敗北にもかかわらず、レアル・マドリードはこの対戦からポジティブな結論を出すことができる。20日間の練習の後、チームは大きな挑戦へ立ち向かう準備が整ってきたようだ。まだ詳細を、特にラモス、アルビオル、アルベロアがこれから加わる守備面で、改善する時間は残っている。